ライター : あっと

管理栄養士 / サプリメントアドバイザー

これで完璧!新米の特徴&古米との違いまとめ

米の種類収穫時期水分量粘り気粒立ち香り適した食べ方
新米その年の秋多いありふっくらさっぱりと甘い香りそのまま、おにぎり
古米前年の秋少ないあまりないつぶ感あり米ぬかのような香りチャーハン、丼もの

新米とはどんなお米のこと?

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新米とは、秋に収穫されてから、その年の12月31日までに精米して包装された白米や玄米のこと。これは、販売する際の表示として食品表示法で定められており、翌年1月1日以降に精米、包装されると新米と呼ばなくなります。

新米は、気候によって早いところで8月頃から出回りはじめ、翌年のはじめくらいまで売られます。(※1)

味や食感が格別!新米ならではの特徴

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新米の特徴は、なんといってもそのみずみずしさ。収穫したばかりの新米は水分を多く含んでいるので、もっちりとやわらかい歯ざわりです。ふっくら炊き上がる新米は甘みもあり、噛めば噛むほど、新米ならではの豊かな甘みと旨みが口に広がるのが魅力。出回る時期にしか味わえない格別なおいしさです。

古米とはどんなお米?

古米とは、新米として収穫されて1年以上が過ぎたお米のこと。お米が市場に出回る際には、基準とされる年度の決まりがあります。お米は、収穫された年の11月1日から翌年10月31日までを1年間と考えられているので、新米が収穫された翌年の11月1日からが古米と呼ばれるようになります。(※2)

新米は炊き方にもひと工夫

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新米を炊くときのポイントは、ずばり短時間。手早く研いだら、浸水時間は30分ほどでOKです。みずみずしくやわらかいのが新米ならではのおいしさですが、だからこそ気を付けたいのが水加減。べちゃっとしないためには、白米の目盛りを基準として、2目盛り下にします。炊飯も短時間にするため、早炊き機能がおすすめ。

新米を堪能!シンプルに味わう絶品レシピ3選

1. そのままがおいしい!新米の塩むすび

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新米の特徴である甘みとお米の豊かな香りを存分に味わうには、シンプルな塩むすびがおすすめ。土鍋で炊くことに慣れていない方でも、短時間で炊くことができる新米だからこそ、火加減さえ気を付ければ試しやすいですよ。新米の味わいに加え、おこげを楽しめるのも土鍋ならでは。

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