ライター : taki

料理家

ふっくらツヤツヤ!新米の炊き上がりはここが違う

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その年に収穫された、水分を多く含む新米。上手に炊くことで、新米の味を存分に楽しむことができます。炊き上がりのつやとひと口食べたときのふっくら感、噛みしめると出てくる甘みが際立っていました。おいしい新米は、味そのものをシンプルに楽しむのがベスト。佃煮やちりめんじゃこ、塩味のあるごはんのお供を少しのせて食べるのがおすすめです。

新米の炊き方ポイント5つ

コツ・ポイント

  1. 新米はさっと研ぐ
  2. 浸水時間は短めに
  3. 水加減は目盛りより2mm下
  4. 早炊きがおすすめ
  5. 炊き上がったら10分蒸らす
新米を計量カップですり切り3杯量ったら、研ぎすぎないよう2〜3回さっと研ぎます。研いだ新米は30分ほど浸水させましょう。新米は水分を多く含むため、古米より短めに浸水させます。

水加減は炊飯器の目盛りより2mm下を目安にしてください。水が多すぎるとベチャッと仕上がってしまいます。新米は高温、短時間で炊くとおいしく炊けるため、炊飯器の早炊きモードがおすすめ。炊き上がったら10分蒸らしてから茶碗に盛りましょう。

ベチャッとしない!おいしい新米の炊き方

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調理時間 50
*浸水時間は含みません
新米のおいしい炊き方を調理師が詳しく解説します。水分を多く含む新米は、研ぎ方や浸水時間、水加減に少々コツが必要。せっかくの新米をベチャッとさせないために、これを機会に今一度、基本の炊き方をチェックしてみてください。今夜はふっくら甘みのある新米を食卓の主役にしてみませんか?

材料(2〜3人分)

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作り方

1.新米を研ぐ

新米を研いでいる様子

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新米を3合量ったら、さっと2〜3回研ぎます。

2.浸水させる

ボウルに入れて浸水させた新米

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ボウルに水をたっぷり入れて新米を30分ほど浸水させます。

3.炊飯器に新米を入れる

新米と水を入れた炊飯器の内釜

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浸水させた水を捨て、炊飯器の内釜に新米を入れたら、目盛りの2mm下まで水を入れます。

4.早炊きモードで炊飯する

炊飯器の早炊きモードを押している様子

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内釜をセットしたら、早炊きモードで炊飯します。

5.蒸らす

炊き上がった炊飯器の中の新米

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炊き上がったら蓋をしたまま10分ほど蒸らします。 ※蒸らし時間が含まれている炊飯器では不要です

6.米をほぐす

新米をしゃもじで混ぜている様子

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蒸らしが終わったら、しゃもじで底からすくうようにさっくり混ぜればできあがり。

よくある質問

新米と古米の違いは何ですか?

新米とはその年に収穫、精製された米のことを指し、水分が多く含まれているのが特徴。反対に古米は、収穫、精製されてから時間が経ったものを指します。(※1)

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