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他の調味料やパンくずなどを避ける
お料理をしていると、炒めていた菜箸や他の調味料などをすくった道具でバターも扱ってしまうことがありませんか?また、パンをカットしたナイフでそのままバターを取ってしまうこともあるかもしれません。
他の素材やその素材の水分が、カビの発生の原因になることもありますので、バターを扱うナイフやスプーンは別のものを使用するようにしてくださいね。
気になる、バターの表面の変色や乾燥
バターを保存していた容器の蓋を開けたら、バターの表面が乾燥していたり、黄色く変色していたりすることがありますが、多少の乾燥であれば問題ありません。バターの原材料に含まれていた水分が蒸発したことによって、このように乾燥してしまうのです。
食べても問題はありませんが、風味は落ちていますので、新鮮な状態で使うバターに比べるとおいしさは半減してしまうでしょう。
硬くなったバターの戻し方
冷蔵庫で長期保存をしているとバターが固くなってしまい扱いにくくなることがあります。使う前にあらかじめ常温に戻しておくと柔らかいバターが使えます。
この時、全てのバターを常温に戻すのではなく、使いたい分だけを取り、やわらかくしてくださいね。ケースやアルミのまま、バターの塊ごとやわらかくしてしまうと、その後の酸化が早まりますので注意してください。
ケーキやパンケーキ作りなどに使用する溶かしバターを作りたい場合には、電子レンジが便利です。バターを使うシチュエーションによって、上手にバターの扱い方を変えてみてくださいね。
食べない方がよいバター
傷みにくいバターですが、もし下記のような状態が見られた場合は腐敗が進んでいる可能性があります。食べるのを控えてくださいね。
・バターが全体的に濃い黄色や茶色になっている。
・バターの表面にカビが生えている
・何度も使い古したような油の匂においがする
・冷凍焼けを起こし冷凍庫のにおいが染み付いている
冷凍焼けを起こしたものでも食べることができますが、おいしくありません。こちらもやはり使うことは避けた方が良いでしょう。
バターは上手に保存してフル活用
バターの賞味期限についていかがでしたか。冷蔵庫で保存すれば、賞味期限を多少過ぎたとしてもバターを使うことができます。空気に触れさせず、バターに水分がつかないように気をつけるだけで、今までよりもよい状態でバターの保存ができます。
さらに長く保存したいのであれば、冷凍保存を試してみてください。10gずつ小分けにして冷凍しておけば、お料理に使う分量もわかりやすく、使いやすいはずです。炒め物や、焼き物には、解凍せずのそのままのせられてとても便利。今回の保存方法を、みなさんもよかったらぜひ活用してみてくださいね。
▼知っておきたい賞味期限との関係
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