苦みや酸味がある

見た目にそれほど変化がなくても、食べたときに苦みや酸味があるアボカドは傷んでいるおそれがあります。味に異変を感じたらすぐに食べるのをやめてください。

ぶよぶよとやわらかい

簡単にへこむぐらいやわらかいアボカドは、腐っているおそれがあります。ぶよぶよしていたり、汁が出ていたりする場合はすみやかに廃棄してください。

黒くなりにくい保存方法とは?

アボカドは、切るとすぐに変色してしまいます。半分だけ余ったときや、食べるまでに時間があるときに黒くなりにくい保存方法を覚えておきましょう。

冷蔵保存

半分に切ったアボカドは、種をつけたまま保存します。切ったアボカドを冷蔵庫で保存するときは、レモン果汁で表面をコーティングする方法がおすすめ。全体にまんべんなく絡めるのがポイントです。

レモン果汁がないときは、酢やオリーブオイルでもOK。コーティングしたらすぐに全体をラップで覆ってから保存袋に入れ、空気を抜いて口を閉じます。野菜室で保存すると日持ちしますよ。

冷凍保存

切ったアボカドを冷凍するときは、レモン果汁や酢などを絡めて小分けにします。ラップで包んだらフリーザーバッグに入れ、できるだけ空気を抜いて口を閉じて冷凍庫へ。野菜室でゆっくり解凍すると食感を損ないにくいですよ。

丸ごとのアボカドは皮ごと全体をラップで包み、フリーザーバッグに入れ、できるだけ空気を抜いて口を閉じて冷凍保存します。解凍するときは常温においてください。長時間放置すると傷むおそれがあるため注意が必要です。

保存温度

アボカドは5℃以下で保存すると低温障害を起こし、前述の黒い筋や斑点ができてしまうことが。逆に高温で保存すると傷む原因になります。

アボカドの適正保存温度は5~27℃といわれ、15℃以上になると追熟します。熟している場合は6~7℃がキープできる野菜室へ、追熟させたいときは室温で保存すると良いですよ。なお、室温が高い時期は早く追熟するため、こまめに様子を確認してください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ