ライター : 山形ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター

ほくほくあつあつ甘〜い♪ 焚き火で作る焼き芋の作り方

Photo by 山形ゆかり

焚き火で作る焼き芋の作り方をご紹介します。焚き火焼き芋は野外で作る工程も楽しめて、特別なおいしさがありますよ。さつまいもの下準備や火加減も非常に重要です。焦げたり生焼けになったりしないコツをしっかり押さえましょう。

失敗することなく、おいしい焼き芋ができあがりますよ♪

材料・道具(4人分)

Photo by 山形ゆかり

  • さつまいも 4本
  • 適量
  • 新聞紙またはキッチンペーパー 適量
  • アルミホイル 適量
  • 適量
  • 焚き火台 1台
  • 軍手 必要分
  • トング 1個
  • 竹串又はナイフ 1個

コツ・ポイント

  1. さつまいもはホクホクかねっとり系をお好みの種類を選ぶ
  2. さつまいもに塩をまぶし、濡れた新聞紙で包んでアルミホイルを巻く
  3. 白い灰の中でじっくりと火を通す
  4. 20分程度経ったら一度ひっくり返す
  5. ナイフか竹串で刺して火の通りを確認する

作り方

1.火を準備する

小枝と枯葉を燃やしているところ

Photo by 山形ゆかり

小枝と枯葉をしっかり燃やして灰とおき火(薪や炭などから炎が出ずに燃えている状態)を準備します。
小枝と枯葉を燃やして、灰とおき火にしたところ

Photo by 山形ゆかり

おき火ができたら約10分程度冷まします。

2.さつまいもを新聞紙とアルミホイルで巻く

さつまいもを濡れた新聞紙とアルミホイルで包むところ

Photo by 山形ゆかり

さつまいもをよく洗い、塩をたっぷりとまぶします。水で濡らした新聞紙でさつまいもを二重に巻きます。
濡れた新聞紙とアルミホイルで包んださつまいも

Photo by 山形ゆかり

さらにアルミホイルで包みます。

3.さつまいもを灰の中に入れる

さつまいもを灰の中に入れたところ

Photo by 山形ゆかり

さつまいもを熱くなった灰の中に入れます。上からも灰をかぶせ、さつまいも全体を埋めるように置きます。
灰の中のさつまいもの向きを変えているところ

Photo by 山形ゆかり

15~20分経ったら灰の中に入れたさつまいもを掘り出し、トングを使って向きを変えます。

4.やわらかく火が通ったらできあがり

さつまいもをナイフで割ってできあがりを確認しているところ

Photo by 山形ゆかり

さつまいもを灰に入れ、さらに20分待ちます。軍手と火ばさみを使ってさつまいもを取り出し、さつまいもの中心をナイフや竹串で刺して焼き加減を確認します。スッと通ったらできあがりです。

ダッチオーブンで焼く方法もおすすめ!

Photo by anrichiko

ダッチオーブンで焼く方法もおすすめです。時間はかかりますが、さつまいもにじんわり火が通るため本来の甘味がより引き立ちます。

ダッチオーブンに石焼き芋用の石を敷き詰めて、その上に洗ったさつまいもを並べ蓋をしてじっくり焼きましょう。さつまいもの大きさや火力によって異なりますが、表面にシワが出てきたら焼きあがりのサインです。竹串で刺して火の通り具合を確認しましょう。

よくある質問

おすすめのさつまいもの品種はありますか?

紅はるか、安納芋がおすすめです。紅はるかは糖度が高く、焼くとしっとりして甘さが引き立ちます。安納芋はクリーミーでねっとりとする食感が特徴で、焼き芋にするとより濃厚な甘みが楽しめますよ。

ほかには、シルクスイートもおすすめです。なめらかな舌触りとほどよい甘さが味わえます。どの品種も焚き火で焼くと特徴が際立って、とくにおいしく食べられますよ。

さつまいもに塩をまぶす理由はなんですか?

さつまいもに塩をまぶすと、味のバランスをととのえることができます。さつまいもの自然な甘さがより引き立ち、味わいが深くなりますよ。

また塩はさつまいもの水分を引き出し、焼き上がりをしっとりさせてくれます。風味を豊かにして香ばしさを増す効果もありますよ。

編集部のおすすめ