しめじ選びのポイント

1. カサの部分があまり開いていないもの(開き具合がそろっていたらなおよい) 2. カサに弾力があるもの 3. 軸の部分が太く、しっかりと弾力があるもの 4. しめじを覆っている袋に水滴がついていないもの 以上の4つを目印に選んでみましょう。

しめじの適切な保存方法

せっかく新鮮なしめじを買ってきても、保存方法を誤ってしまっては元も子もありません。しめじを少しでも長持ちさせるためには、どのように保存すればよいのでしょうか。

冷蔵保存

スーパーでしめじを買ってきたら、袋のまま冷蔵庫へという方も多いのではないでしょうか。ですが、そのままの状態で保存してしまうと、石づきの部分から腐りやすくなり、日持ちしなくなってしまいます。 そのため、直近で使う予定はなくても、購入後は早めに石づきを取り、食べやすい大きさにカットしたら、ジップロックなどの保存袋に入れて冷蔵庫で保存しておきましょう。本しめじの場合は肉厚なため、スライス後冷凍保存も可能です。ただし、冷凍のものは解凍せずにそのまま料理に投入する形で使用した方がよいそうです。 ひと手間かかりますが、あらかじめカットしておくことで日持ちもしますし、料理する時に時短にもなるため、効率的ですよ。しめじの種類にもよりますが、一般的には冷蔵庫に入れておけば1週間ほどは日持ちするそうです。

冷凍保存

意外に思われる方もいるかもしれませんが、しめじは冷凍保存することができるのです。冷凍保存することで賞味期限が長くなるだけでなく、風味も豊かになり、栄養価の吸収もよくなるのだとか。これは冷凍保存しない手はありませんね! 冷凍する場合は、石づきを切り落としてから小房に分け、袋に入れて冷凍庫へ入れます。使うときは、自然解凍か、必要な分だけ取り出して凍ったまま調理しても問題ありません。冷凍庫で保存しておけば約1カ月は持つそうですよ。

保存時のコツ・注意点

しめじの冷蔵保存と冷凍保存の方法についてご紹介しました。いずれにしても早めに石づきを切り落としておくことが大切ですね。 また、賞味期限内とは言え、やはり少しずつ鮮度は落ちていきますのでなるべく早めに食べるようにしましょう。

干ししめじで長期保存もおすすめ!

しめじの冷蔵保存や冷凍保存方法、注意点についてご紹介しましたが、しめじはダシとしても使えることをご存じでしょうか。 しめじの中でも、特に乾燥させたひらたけしめじはよいダシがでるため、煮物や汁物などに利用できます。ひらたけしめじは冷凍保存すると、賞味期限は6カ月ほどと言われていますが、乾燥保存も可能で、乾燥させることでさらに賞味期限が長くなり、香りもよく、旨みが凝縮されたダシが出ます。 作り方も簡単で、ひらたけしめじを5mmくらいの大きさに切り、乾燥させておけば長期保存が可能になります。ほかのしめじでもできますが、香りの点ではひらたけしめじがおすすめです。まだまだ流通量は少ないですが、ひらたけしめじが手に入った際はぜひ試してみてくださいね。

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