日本で売っている卵は生食OK!

それでは食中毒のリスクが大きいのは日本も同じじゃないの?と思った方も少なくないはず。結論から言うと問題ありません!日本は海外と比べ、賞味期限や品質管理が徹底されており、菌の付いていない状態で出荷されています。「日本独自の衛生管理は世界一」ともいわれているんです。

日本の品質管理について

品質管理世界一と呼ばれる日本の管理体制は、孵化したヒナの飼料から安全性の高いものを使用しています。餌となる飼料は工場で「飼料安全法」に基づいて作られており、安心して使用できます。こうして育てられたヒナから産まれた卵がGPセンターという鶏卵の格付(選別)包装施設をおこなう場所に集められます。 洗卵、検卵、選別などの厳しい品質管理がおこなわれたあと、ほとんど人の手に触れることなく容器包装され、完全衛生管理のもとお店で販売されています。何段階もの過程をクリアしなければならないほど、厳しく管理された体制が整っているのです。

日本の独自ルール

日本養鶏協会の規格では、卵に「賞味期限」はありますが「消費期限」はないとしています。徹底した衛生管理をおこなっていることで、消費期限を過ぎても加熱をすれば、ほとんど食べることができるからです。これは日本独自の規格で、海外ではまずありえないことでしょう。

新鮮かどうかの見分け方

卵の新鮮さは、割った卵の黄身や卵白で見分けることができます。見分けるポイントはふたつ。ひとつは白身が広がっていないことです。黄身のまわりに盛り上がった白身を「濃厚卵白」と言い、古い卵の濃厚卵白は広がってしまいます。そのため、濃厚卵白が締まっているものが新鮮な証です。 もうひとつは、黄身が盛り上がっていることです。これは濃厚卵白が締まっていることで、黄身がプリッと盛り上がっているからです。こうみると黄身と卵白の関係性が強いことがわかりますよね。以上のポイントから卵の新鮮さを見分けてみてください。

生卵の知識を持って安全に食べよう

今回の記事で、日本の卵は海外のものと比べ、非常に安全性が高いということがお分かりいただけたのではないでしょうか。また、反対に海外の生卵には危険性があるということもしっかり覚えておきましょう。ナマモノは卵だけでなく、すべてのものが繊細で傷みやすいのでちゃんとした知識をもって取り扱いたいですね。 日本の卵は現在、香港とタイ、シンガポールのみに輸出をおこなっていますが、日本養鶏協会は今後、さらに広く展開していくそうです。そうとなれば、海外で日本の名物である卵かけご飯やすき焼きが食べられる日が来ることもそう遠くはないかもしれませんね。
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