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この記事でわかること
魚の数え方には、「匹」や「尾」、「本」、「枚」などいくつかの単位があり、形や調理法によって使い分けられます。
活魚や水揚げされた鮮魚は「匹」で数えますが、食材になる魚は「尾」として数えるのが一般的。細長い魚は「本」、平たい魚は「枚」と数えます。また、おろした魚は「枚」、切り身は「切れ」、干物は「枚」、刺身用の塊は「冊」。調理法によっても変わり、例えば、焼き魚は「匹」や「尾」、フライは「枚」と使い分けます。
活魚や水揚げされた鮮魚は「匹」で数えますが、食材になる魚は「尾」として数えるのが一般的。細長い魚は「本」、平たい魚は「枚」と数えます。また、おろした魚は「枚」、切り身は「切れ」、干物は「枚」、刺身用の塊は「冊」。調理法によっても変わり、例えば、焼き魚は「匹」や「尾」、フライは「枚」と使い分けます。
魚の正しい数え方を知っていますか?
魚を数えるときに使われることが多い「匹」や「尾」。ほかにも「本」や「枚」などがあり、お店で注文するときに迷ってしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか?この記事では、魚の正しい数え方をわかりやすく解説します!
使い分けいろいろ!魚の数え方
ここでは、形や大きさによって異なる魚の数え方をご紹介します。魚以外にも日常的に使う数え方が多いので、イメージしやすいですよ。
一般的な数え方は「匹」
魚を数えるときにもっとも一般的なのは「匹」です。生きたままの活魚でも、水揚げされた鮮魚でも頭から尾まで丸ごとの魚なら、種類や大きさを問わず「匹」でOK。迷ったときは「匹」で数えると間違いありませんよ。
食材になる魚は「尾(び)」
「尾(び)」と数えるのは、主に食材の材料になる魚です。大きさや形に関わらないので、「匹」と同じように使えますよ。ほかにも、釣った魚や商品として取引する魚の数え方も「尾」です。
細長い魚は「本」
かつおやさば、まぐろなど比較的細長い魚は「本」で数えます。いわしやたちうおなども同じく「本」。形を元にしているので大きさは関係なく、こちらもさばく前の丸ごとの魚を数えるときに使います。
平たい魚は「枚」
ひらめやカレイのように平たい魚の数え方は、大きさを問わず「枚」です。魚以外にも、紙や布など平面的なものを「枚」と数えるので覚えやすいですね。
形や大きさによる魚の数え方まとめ
数え方 | 形 | 代表的な魚の種類 |
---|---|---|
匹 | ー | 魚全般 |
尾(び) | ー | 食材の材料になる魚、釣った魚、商品として取引する魚 |
本 | 細長い | かつお、さば、まぐろ、いわし、さんま、たちうお |
枚 | 平たい | ひらめ、かれい |
魚の数え方は調理によって変わる
魚は、調理法によって活魚や鮮魚のときとは数え方が変わる場合があります。ここでは、なじみのある調理法ごとにご紹介します!
おろしたものは「枚」
「三枚おろし」「二枚おろし」のように、おろした魚の数え方は「枚」です。たとえば、鮮魚や活魚では「匹」と数えるあじは、おろすと「枚」になりますよ。
切り身は「切れ」
切り身の数え方は「切れ」です。普段使うことが多い数え方ですよね。ほかにも、切り分けた刺身も「ひと切れ、ふた切れ」と数えます。
干物は「枚」
魚を開いた干物は「枚」と数えます。かれいやひらめと同じく、平たい形が由来。なお、同じ干物でも、目刺しのように開かずに丸干しするものは「連(れん)」と数えます。
刺身用の塊は「冊(さく)」
刺身用にした短冊状の塊の数え方は「冊(さく)」です。「ひとさく、ふたさく」と数えますよ。
そのほか
うなぎは、調理前の状態を「匹」や「本」と数えますが、蒲焼は「枚」、串に刺したものは「串」になります。また、焼き魚の数え方は「匹」や「尾」、フライは「枚」と使い分けます。
調理による魚の数え方まとめ
数え方 | 形、代表的な料理 |
---|---|
枚 | おろしたもの、開いた干物、蒲焼、フライ |
切れ | 切り身、切り分けた刺身 |
冊(さく) | 刺身用にした短冊状の塊 |
連(れん) | 開いていない干物 |
串(くし) | 串焼き |
魚の数え方をマスターしよう♪
魚の数え方は、形や調理法によって細かく分類されています。平たい魚は「枚」、短冊状の刺身は「冊」など、形でイメージしやすいので覚えておくと便利ですよ。ぜひ、この機会に魚の正しい数え方をマスターしてくださいね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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