ライター : 桑原恵美子

フードライター

目次

横浜家系ラーメンとは?おすすめ店、発祥・歴史などを専門家が解説!

多くのファンに愛される「家系ラーメン」の特徴や発祥などについて話をうかがったのは、ラーメン評論家の山本剛志さん。

2000年放送の「TVチャンピオンラーメン王選手権」で優勝し、全国47都道府県で1万5,000杯以上を食破、現在も年に700杯前後のラーメンを食べている、生粋のラーメンマニアです。

「家系ラーメン」の歴史や魅力、おすすめ店について教えてもらいました。

Photo by 山本剛志

山本剛志(やまもと たけし)/ラーメン評論家 KADOKAWA「ラーメンwalker」百麺人。アメブロ「ラーメン評論家 山本剛志のら~マニア共和国」を毎日更新。「合同会社山本たけし総合事務所」を設立し、ラーメン情報の提供やアドバイザーとしても活躍中
※このランキングは、基本的にGoogleクチコミの「ユーザー評価」と「クチコミ件数」に基づいて作成されています。「ユーザー評価」が同率の場合は「クチコミ件数」が多い方を上位に掲載(2024年4月16日現在)

【10位】武蔵家の総大将が満を持してオープン「ラーメン 三浦家」(東京・金町)3.6pt/7クチコミ

Photo by 山本剛志

「のれん分けした店が約90店あり、『武道家』をはじめ多くの人気店・有名店を輩出している『武蔵家 新中野本店』で総大将を務めていた三浦慶太氏が、地元にオープンした店です。

2021年8月8日オープンですが、早くも押しも押されもせぬ人気店になっているのはさすが!」

ラーメン

Photo by 山本剛志

1,000円(税込)
「2種類の醤油を使ったスープは、武蔵家よりもややあっさり目に振っており、醤油の香りが際立ちます。これからどんな独自色を出していくのか楽しみな店です」

おすすめポイント

  1. 2021年8月オープンで早くも大人気に
  2. 有名店出身のオーナーの実力派
店舗情報

【9位】すっきり風味の“家系サードウェイブ”「吉祥寺武蔵家」(東京・吉祥寺)3.6pt/771クチコミ

Photo by macaroni

「“新中野系”ではないほうの『武蔵家』の本店が、吉祥寺にあります。豚骨醤油味の伝統を守りつつ、こってりした濃厚な味わいから少し個性を出した、すっきりしたゴクゴク飲めるスープが特色。そのために“家系サードウェイブ”とも呼ばれています」

豚骨醤油ラーメン

Photo by 山本剛志

830円(税込)
「すっきりしていながらそのなかに豚骨の香り、脂の存在もしっかり感じられる奥深いスープで、麺はモチモチした中太平打ち麺。今も進化し続けているラーメンです」

おすすめポイント

  1. すっきり風味なのにごはんがすすむ
  2. 進化を止めない“家系サードウェイブ”のお店
店舗情報

【8位】醤油好きにはたまらないワイルドさ「横浜家系ラーメン 輝道家(きどうや)」(東京・野方)3.8pt/477クチコミ

Photo by 山本剛志

「店主は『武蔵家』(新中野)の流れを汲む『武道家』(早稲田)の店長だった方。スープは濃厚で、特に特徴的なのが醤油だれの力強さ。塩味(えんみ)を丸めず前に出すことで、いい意味でワイルドな味に仕上げています」
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