「ごまをする人=媚びてる人」ってなんで?ごますりポーズの由来とは

媚びへつらうことを「ごまをする」といいますよね。でもなんで「ごま」をするというか知っていますか?それはごまをすったときのすり鉢の中の状態からきているんですよ。今回はその語源や英語や中国語での言い方、「ごま」の雑学をまとめてみました!

2017年12月8日 更新

ごまかしもごまが関係している?

「誤魔化し」というのは、当て字だと言われています。しかし「ごまかし」には、ほかの説もあるんです。日本食でごまはよく使う食材です。このごまの風味や香りが、よりいっそう料理を引き立ててくれることから「ごま味化する」という言葉が生まれ、しだいに「ごまかす」になったという説もあるんです。 どちらにしても、あまりいい意味ではありませんよね。ごま自体とってもおいしい食材なのに、ちょっとかわいそうなごまにまつわるお話です。

中国語では「ごまをする」は「馬の尻をたたく」?

その昔、中国の北部モンゴルでは、馬は大切な財産のひとつとして扱われてきました。普通の家庭でも数頭の馬を飼い、馬を中心に生活が成り立ってきたのです。そんななかで、馬を連れた人とすれ違うときに、かるく相手の馬のお尻をたたくことが礼儀とされ、大していい馬で出なくても、相手を喜ばせるため「好馬!(いい馬ですね)」「好馬!(いい馬ですね)」と大声でいって飼い主を褒めるようになったんです。 つまり相手を褒める、相手の機嫌をとるという意味で「馬の尻をたたく」「ごまをする」ということにつながっているんですね。

さあ、上手にごまをすってみよう!

ごまはすりつぶすことで香りがたち、ごまのうまみを感じやすくなります。さらにはすりつぶすことで消化吸収がよくなるので、栄養の面でも大変おすすめしたい食べ方です。すり方の程度によって「あらずり」「半ずり」「七分ずり」と呼ばれていて、粗めにすればごまの食感が楽しめますし、油がじわーっとにじみ出るまでごまをすれば口当たりまろやかなすりごまに仕上がりますよ。

すったごまはいろいろな料理に使える!

ごま和えなどがポピュラーですが、ドレッシングやアイスクリーム、麺類とも相性がいいのでオールマイティに使えるのがうれしいですね。すり方は、すりこぎを両手で持ちます。少し立たせた状態で押しつぶすように、リズミカルにそして全体を回すようにすりましょう。すり鉢の下に布巾など敷いておくと、すり鉢が安定してすりやすくなりますよ。

これであなたもごますり上手!

ごまって、あんまりいい意味で使われていませんが、ごま本来は栄養価も高くとってもおいしい食材です。媚びるという意味の表現に使われてしまっているのは、ごま自身、納得はいっていないと思いますが、しっかり定着していますね。 あなたも上手にごまをすって家族みんなの機嫌をよくしてみませんか?ちょっとピンチかも!と思ったら、ごまを思い出してください。これであなたも、ごますり上手といわれるかもしれませんね!
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