タコの心臓は3つ!脳みそは9つ!ハイスペックなタコの生体に迫る

タコの第一印象を覚えていますか?グロテスクな見た目から海外では「海の悪魔」と言われており、私もそのような印象でした。それが今ではすっかり見慣れて、タコの踊り食いもしてみたいほど。しかし、タコには第一印象そのものの生体が秘められているのです。

2017年12月6日 更新

タコは地球外生命体?!

幼いころ、夏休みに家族で訪れた海岸沿いの干物屋さんで、私は初めて地球外生命体に会いました。何かの映画で見たような見覚えのある楕円形の頭、それにつながる何本もある足……見てはいけないものを見てしまったと思い、両親にも言わずにその衝撃を胸にとどめていました。

それから数年、確か小学校高学年になった頃です。すっかりその出会いを忘れて、再び訪れた海岸沿いの干物屋さん。なんとなく恐怖心が沸き上がる中で、目にしたものは「タコの干物」。あれ?そういえばこれ。。。

「タコ」との初対面は、きっと多くの人が衝撃を受けたような思い出があるのではないでしょうか。大抵の人は、大人になればその見た目にもすっかり慣れてしまい、タコの踊り食いまでできてしまうほどです。しかし!大人の皆さん、油断は禁物ですよ。

今回は、再び「タコ」が地球外生命体に思えてしまう衝撃的な事実をお伝えしたいと思います。

タコの心臓はなんと3つ!

見出しからして、もうドキドキが止まらないのではないでしょうか。そうなんです。実はタコには“心臓が3つ”あり、それぞれに重要な役割をもっています。

ひとつはメインと言える「心臓」です。人間の心臓と同じように、全身に血液や酸素を送る役割をもちます。残りのふたつは「鰓(えら)心臓」と呼ばれるもので、左右の鰓にひとつずつ配置され、鰓には血液を筋肉には酸素を送るための役割があるそうです。しかし、同じ海の生物にも鰓はついているのに、なぜタコには専属の心臓が必要なのか……。それはタコの体質に関係していました。

タコが一目散に姿を消す様子をテレビやダイビング中に見たことはありませんか?タコの体はほとんど筋肉でできており、猛スピードで泳ぐことが容易な海のアスリートです。その筋肉を機敏に動かすには大量の酸素を必要とするため、心臓が3つできたと言われています。タコが地上の生き物として生まれなくて、本当によかったですね。

実は脳ミソは9つ!

心臓が3つあることに驚いたあなた。まだまだこれからですよ。今度はタコの「脳ミソ」についてのお話しですが、なんと9つもあるという衝撃的事実。すでにお腹いっぱいになりそうですが、さっそく掘り下げていきましょう。

9つあるということで、何となく想像がついている方もいるのではないでしょうか。タコの脳ミソは本来の脳ミソひとつに加えて、8本の足にもそれぞれ存在しているというのです。ここまでくるとヤマタノオロチに思えてきますね。

しかし小さい

足の脳ミソの正体は運動中枢の集まりで各足の根元に位置しているそうですが、神経の集まりということで、とても小さいようです。それにしても、大脳があるのになぜ各足にも脳ミソが存在しているのでしょうか。

胴体に位置する大脳は各足の脳に指令を出します。すると、その後の動きや判断を各足それぞれでおこなうという見事な分担作業をしているというのです。そういえば、8本も足があってクネクネとしているのに、絡まないのが不思議だと思ったことはありませんか?とても優れた連携プレー。柔らかいのにロボットのように思えてきます。
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conana

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