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タコスミがないのはなぜ?
「イカスミパスタ」を食べたことはありますか?ほんのり甘くてなんとなくカニみそのように旨みが凝縮されていて私はとても大好きです。食べたことがない人でも「イカスミパスタ」をメニューで見かけることは度々あるかと思いますが、「タコスミパスタ」は見たことはありますか?
実は「タコスミ」は料理としては向いておらず、あまり使用されていない食材です。イカスミに旨みや濃厚さがあるのに対し、タコスミは生臭さやサラサラとした質感であることから料理には不向きとされています。ほかにもイカと比べてスミを取りだすのが困難であったり、1匹からとれる量も少なかったりするなど、手間がかかることが理由のようです。
しかし、そんな手間のかかるタコスミを使用して、おいしく調理をしているお店があるといいます。ちょっと気になりますよね。イカスミ好きはぜひチャレンジを!
タコにも毒がある?
私たちがよく食べているタコは「マダコ」という種類です。毒があることで知られているタコは「ヒョウモンダコ」という種類で、フグと同じ猛毒「テトロドトキシン」を持っており、見るからに不気味な模様をしています。
ヒョウモンダコは日本ではめずらしい種類なので遭遇することは稀のようですが、安心していてはいけません。実は「マダコ」にも毒があるのです。
もちろん食材としては問題ないのですが、気を付けなくてはいけないのは、生きているうちに噛まれてしまうことです。実は「チラミン」と呼ばれる毒が、猛烈な痛みを引き起こすと言われます。ヒョウモンダコは見ればわかりそうですが、マダコは一見区別がつきそうにありません。種類にかかわらず、タコに遭遇することがあれば、むやみに触らずに距離をとりましょう。
やはり地球外生命体?
タコは調べれば調べるほど、私の中では地球外生命体になってしまいます……幼いころに見た、衝撃的なタコの第一印象そのものです。
みなさんはいかがでしたか?ぜひお子さまやお友達にお話ししてみてください。せっかくならば水族館でタコを眺めながらがいいですね。目の前にいるのといないのとでは衝撃も違ってきます。お子さまの場合はそれが生き物への興味関心のきっかけとなり、一気に視野が広がるかもしれませんよ。
私は久しぶりに生物図鑑を見てみたくなりました。広い海ですから、きっとタコのような衝撃を与えてくれる生き物がほかにもいるのではないかとわくわくしています。
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