ライター : ☆ゴン

サイコロステーキは手軽に調理できるのが魅力

料理が苦手な人でも意外と簡単に焼ける

おうちでステーキを焼く場合、肉の温度や扱い方、焼き方は人それぞれで、意外と奥が深いものです。その点、サイコロステーキは1個が1.5~3cmと小さいため、特段のコツやテクニックなどは不要。手順どおりにすれば誰でも焼けます。

ちなみに販売しているサイコロステーキとは、一般的に小さめの角切り状牛肉を指す言葉。ステーキ部位を角切りした「通常肉」のものと、精肉過程で出る切り落としや端肉を固めた、「成型肉」の2種類があります。

ほかの牛肉に比べて価格がリーズナブル

通常肉のサイコロステーキは、ステーキ状にカットできなかった部位を、小さく切った精肉なので決して安くはありません。それでも普通のステーキよりはリーズナブルです。一方、成型肉のサイコロステーキは、加工品なのでかなり安く購入できます。

通常肉と成型肉の区別なく、どちらも冷凍して販売されることがほとんど。この記事では、通常肉と成型肉に分けて、冷凍サイコロステーキの焼き方を解説します。ポイントだけ押さえれば簡単ですよ。

【通常肉】冷凍サイコロステーキの焼き方

冷凍牛肉のステーキは、冷蔵庫で自然解凍するという人が多いはず。しかし、小さく切ったサイコロステーキは表面積が大きいので、肉の旨味であるドリップが流れやすいです。そのため、冷たいフライパンに冷凍したまま入れて火をつける、コールドスタートという調理法を紹介します。
1. 凍ったサイコロステーキに下味をつけ、油を引いた冷たいフライパンに肉を入れる
2. 強火にかけフタをして、1分ほど蒸し焼きにする
3. 中火にしてすべての肉を裏返し、さらにフタをして1分ほど蒸し焼きにする
4. 中火のまま残りの4面に焼き色をつけたら、フタをして火を止め、数分蒸し焼きする
5. 肉が好みの焼き加減になれば完成

※調理時間は1.5cm厚を基準にしているので、肉の厚みによって調整してください。
※牛肉は中が生でも大丈夫という人もいますが、食中毒のリスクを考慮して、できるだけ肉の中心部まで火を通すようにしましょう。

【成型肉】冷凍サイコロステーキの焼き方

成型肉の冷凍サイコロステーキの焼き方も、すでに紹介した通常肉とほぼ同じながら、留意点がいくつかあります。それらを箇条書きにします。

・成型肉は脂が多いので、フライパンに油を引く必要はない
・圧着加工した成型肉はくずれやすいため、触りすぎないよう注意
・固めた中の端肉に菌が付着していることがあり、生焼けは絶対に厳禁
・必ず肉の中心部までしっかりと火を通す
・以上の理由から成型肉は、最後にフタをして弱火で蒸し焼きにする

サイコロステーキで作るアレンジレシピ10選

1. トマトとしょうゆ麹が決め手。サイコロステーキ丼

サイコロステーキで丼ものを作ります。具材には、彩りの良いトマトとアボカドをプラス。味付けは塩こしょうだけでも十分ですが、にんにくとしょうがを効かせて、しょうゆ麹で風味よく仕上げるひと品です。

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