ポポーの生育方法

ポポーは、樹皮や種子、若葉にアセトゲニンという強い殺虫成分が大量に含まれているため、病気や害虫に強いのが特徴。家庭で無農薬で育てられますよ。ポポーを育てるなら、1本の木では実が付きにくいため、品種の異なる木を2本育て、人工受粉するのがおすすめ。

11〜2月に植え付けると、4〜5月にかけて花を付け、9〜10月にかけて収穫となります。ポポーは実が付くまで最低でも4年はかかるので、じっくりと木を育てて実を付けるのを待ちましょう。

実が独特の甘い香りを放ち始め、やわらかくなってきたら収穫です。表面が黒くなり自然落下するものもありますよ。もし収穫が早過ぎた場合は、2〜3日常温で追熟してからいただきましょう。

国華園「ポポー なめらか大玉ポポーセット 2種2株」

ITEM

国華園 ポポー なめらか大玉ポポーセット

¥10,000〜

内容量: 2株(2種類)

※2021年7月29日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
ポポーは品種の異なる樹を木を2本育てるほうが交配が強く、環境として理想的です。大型品種で甘味が強くとろけるような食感の「ワバッシュ」と巨大品種でカスタードのようになめらかな「シェナンドー」の2種類が2株セットで購入できるので、おすすめですよ。

ポポーのおいしい食べ方

生で食べる場合

完熟のポポーはとてもやわらかくねっとりしています。生で食べるなら、ナイフで縦にカットしてスプーンですくったり、皮をむいてから種を避けて2cm幅に輪切りにしたりして食べるのがおすすめ。

ポポーには真ん中に種がたくさん並ぶため、全体の1/4〜1/3の辺りにナイフを入れると種を避けることができます。また、冷凍したポポーは半解凍するとシャーベット感覚で楽しめますよ。アイスクリームとの相性もよいので一緒に食べるととてもおいしいです。

加工して食べる場合

ポポーは日持ちしないので、加工して食べてもいいでしょう。ポポーを冷凍し、パイナップルやバナナなどの果物やヨーグルトと一緒にミキサーにかけ、スムージーを作ると絶品。

また、ポポーをピューレにしてからプリンやババロア、アイスクリームを作ると、ポポー特有の甘い香りが広がるまろやかなひと品に仕上がりますよ。そのほかにも、ポポーに砂糖、多めのレモン汁を合わせてジャムを作るのもGOOD。ヨーグルトやアイスクリームにのせて楽しめます。

ねっとり甘い「ポポー」にチャレンジしてみて

もし見かけたらぜひ試して欲しい「ポポー」。野菜ソムリエがおすすめする食べ方で、独特の甘い香りとクリームのような食感を体験してみませんか。家庭でも気軽に栽培できるため、完熟のおいしいポポーを味わいたいなら、苗木を購入してトライしてみてくださいね。
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