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ホヤとは?
「ホヤ」という海産物を知っていますか?見た目は、貝やナマコに似ていて、色は鮮やかなオレンジ色。日本では、主に三陸沖で生産されています。
脊索動物の一種
ホヤは一見すると貝のように見えますが、貝や貝の仲間ではありません。脊索動物(せきさくどうぶつ)に分類され、動物にに近い生物です。
日本で獲れるのは2種類
ホヤは種類が多く、日本近海に生息しているだけでも100種以上といわれています。ただし、食用にできる種は限られています。
肉厚な身で殻に凹凸がある「真ホヤ」と、殻の凹凸が少なく真ホヤよりも少し大きい「赤ホヤ」の2種類です。
肉厚な身で殻に凹凸がある「真ホヤ」と、殻の凹凸が少なく真ホヤよりも少し大きい「赤ホヤ」の2種類です。
主な産地と旬
ホヤは宮城県で多く養殖されています。次いで、北海道や青森県などの三陸地方が主な産地。いずれも旬は6月~8月頃で、産地ではスーパーで手軽に購入できますよ。
なお、ホヤは天然物も。岩手県では「南部もぐり」と呼ばれる100年以上続く伝統の潜水技術でホヤ漁をおこなっています。
なお、ホヤは天然物も。岩手県では「南部もぐり」と呼ばれる100年以上続く伝統の潜水技術でホヤ漁をおこなっています。
名前の由来
ホヤの名前は、その形に由来します。ランプやガス灯のかさ「火屋(ほや)」に形が似ているため名づけられたとされています。また、凹凸のある形から「海のパイナップル」とも呼ばれています。
ホヤの味わい
ホヤの味は、「五味(ごみ)」と呼ばれる甘味・酸味・塩味・旨み・苦味のすべてをもつといわれています。インパクトのある見た目に反して、とても繊細な味わいが特徴。磯の香りもしっかりと感じられますよ。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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