ライター : とも

子育てフードライター

生でも食べられる?カリンのおいしい食べ方

Photo by Snapmart

カリンは全国で栽培されている果実です。なかでも、山形県・山梨県・愛媛県などが主な産地。秋から冬にかけて収穫され、実の全体が明るい黄色になり、甘い香りがすると食べ頃のサインです。

とはいえ、カリンは繊維質が非常に多くとても硬いうえに渋みが強いため、生で食べることはできません。砂糖やはちみつでシロップ漬けにしたり、果実酒にしたり、ジャムにするなど加工するのが一般的です。

カリンの選び方と保存方法

おいしいカリンの選び方

全体がムラなく、明るい黄色に色付いているのがおいしいカリンのポイント。緑色のカリンは、常温で追熟させればOKです。また、果皮につやがあり、傷がなくずっしりと重みを感じるものを選びましょう。

香りも大事なポイントです。熟したカリンからはフルーティーな香りがしますよ。

カリンの保存方法

冷蔵庫には入れず、新聞紙に包んで冷暗所で保存しましょう。ただし果皮が緑色の場合は、追熟させる必要があります。直射日光の当たらない涼しい場所に置き、全体が黄色に色づき、香りがするまで待ちましょう。

ジャムやシロップにして♪ カリンの人気レシピ8選

1. カリンのコンポート

ヨーグルトやバニラアイスのトッピングにおすすめの、カリンのコンポート。甘酸っぱさがあとをひきますよ。生のカリンか硬いため、下ゆでしてから砂糖で煮ましょう。酸味が強い場合は、途中で砂糖を追加して好みの甘さになるよう調整してくださいね。

2. カリンのはちみつ漬け

スライスしたカリンをはちみつ漬けにします。カリンのエキスがはちみつに移り、酸味と香りが楽しめますよ。種はティーバッグに入れて一緒に漬け込み、無駄なく活用しましょう。お湯で割ってホットドリンクにすれば、甘い香りに包まれて贅沢な気分に浸れますよ。

3. お口でとろけるカリン水飴

皮と種を煮てこした煮汁で、スライスした実と砂糖を煮ます。とろみがつくまで煮詰めると、舌の上でとろける水あめのできあがり。カリンの酸味で、すっきりとした味わいが魅力です。そのままはもちろん、お湯で溶いてドリンクにしたり、ヨーグルトにトッピングにしたりしてもおいしいですよ。

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