刺身

活けの新鮮な赤西貝を入手できたら、刺身で食べるのが一番。赤西貝本来の食感や風味、旨味をしっかりと味わえます。さっとゆでたものを厚切りにして、刺身風にして食べてもおいしいですよ。

寿司

酢飯を海苔で巻いて、赤西貝の身をのせる軍艦巻きもおすすめです。ネタは刺身が一番ですが、湯通しした薄切りや味付けしたものでもOK。海苔の磯の香りが貝の風味によく合います。

炊き込みごはん

あさりの炊き込みごはんがあるように、赤西貝を米と一緒に炊くと、風味と旨味がごはん全体に広がります。赤西貝は、湯通しした切り身やしょうゆ漬けなど、加工品で十分。つい食べすぎてしまうこと間違いなしです。

さざえの名で売られていたことも

赤西貝の身は、見た目や質感がさざえに似ていて安いことから、昔から代用品としてよく利用されてきました。祭りや夜店の屋台で焼いて販売するさざえの串焼き、さざえの缶詰などにも赤西貝が使われていたのだとか。いまは食品表示法があるので、さすがにそういうことはできません。

赤西貝を使うおすすめのレシピ3選

1. 塩気と旨味。赤西貝とキャベツのアンチョビ炒め

赤西貝とキャベツ、アンチョビフィレで作る炒め物のレシピ。いわしの塩蔵品であるアンチョビのコクと塩味、貝の旨味がキャベツによく合います。おかずだけでなく、お酒のアテにも良いですね。

2. ごま油が香る。赤西貝刺身と大葉の中華風味和え

こちらは、刺身用の赤西貝と大葉の千切りを和えて作る、簡単なスピードメニューです。調味料はしょうゆとごま油、しょうがの搾り汁だけ。混ぜ合わせるだけであっという間にできるため、忙しいときのおつまみに重宝しますよ。

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