抗酸化作用がある「ビタミンC」

グリーンボール100gあたりに含まれるビタミンCは、47mgです。ビタミンCには強い抗酸化作用があり、体内でフリーラジカルによるダメージから細胞を守るはたらきがあるのです。

ほかにもビタミンCは、植物性食品からの鉄の吸収を助けるはたらきがあります。(※1,6)

グリーンボールとキャベツとの違いを比較

一般的なキャベツとの違いは、さまざまなところにあります。

グリーンボールLサイズはひと玉あたり約1.0~1.3kgなのに対して、キャベツLサイズはひと玉あたり約1.3~1.5kgです。また、グリーンボールはまん丸な形をしていますが、キャベツはすこし平たい楕円のような形。

さらに葉にも違いがあり、グリーンボールは肉厚で春キャベツのようなやわらかい歯ざわりがあるという特徴をもつ一方、キャベツは生だとシャキシャキとした食感があります。

見た目は似ていますが、見分けられるポイントはいくつかあることが分かります。(※7)

栄養価を比較

カロリー糖質量食物繊維カリウムビタミンKビタミンC
グリーンボール20kcal2.7g1.6g270mg79μg47mg
キャベツ23kcal3.4g1.8g190mg79μg38mg
(※1,2)
キャベツとグリーンボールの栄養価を比較すると大きな差は見られませんが、カリウムやビタミンCはキャベツよりもグリーンボールのほうが豊富に含まれていることがわかります。

また、グリーンボールはカロリーや糖質量が少なく、栄養価が高いのでダイエット中にもおすすめの食品です。

グリーンボールの食べ方

食べ方は普通のキャベツと大きな違いはありません。

グリーンボールは、葉がやわらかいのでサラダや漬物など生食にも向いています。ほかにも肉厚で煮くずれしにくい特徴があるので、スープやロールキャベツ、ミネストローネなどの加熱料理にも活躍します。

キャベツと大きな違いがなく、生でも加熱してもおいしく食べられるため使い勝手がいい万能野菜と言えるでしょう。

グリーンボールのおすすめレシピ3選

1. 相性抜群。鶏肉とグリーンボールのマヨポン炒め

下味をつけてからマヨネーズとポン酢しょうゆを絡めることで、ごはんがすすむメインおかずに!グリーンボールの食感を楽しむためにサッと炒めることがポイントですよ。

ごはんやグリーンボールをたくさん食べたいときにぴったりなレシピです。

2. クセになる味。グリーンボールとたまごの和え物

ごま油の風味で食欲がそそられる和え物レシピです。グリーンボールに卵を加えることでさらに栄養価がアップ!ボリュームのある副菜がほしいときにぴったりです。

簡単にできるので、忙しいときやあとひと品ほしいときにぜひ作ってみてください。
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