ライター : saya

管理栄養士

橙(だいだい)ってどんなフルーツ?

橙とは、お正月の飾りとして使われる柑橘類です。見た目はみかんにそっくりですが、苦みと酸味が強く、食感はごわごわしています。皮が厚くて種も多いので、そのまま食べるにはあまり向いていません。ポン酢しょうゆにしたり、砂糖漬けにしたりとひと工夫することで、橙をおいしく食べることができますよ。

1. 搾りたての橙で作る。白ポン酢しょうゆ

和洋中どんな料理にも合わせやすい白ポン酢しょうゆ。橙の酸味とだしの香りで爽やかな味わいに仕上げます。しょうゆは入れずに作るので、さっぱりとした味わいになるのが特徴です。

橙は、皮の中心部分を一周剥いてから搾るのがポイント。皮の苦みが入りづらくなり、おいしく仕上がりますよ。さまざまな料理にかけて召し上がってください。

2. 大量消費はドリンクで♪ 橙ジュース

橙がたくさんあるときは、ジュースにしてみてはいかがでしょうか。橙の酸味とはちみつの甘さでおいしいドリンクができますよ。

橙は、ひと晩水につけてからよく洗うと、しっかりと汚れを落とせます。そのまま飲むだけでなく、ヨーグルトにかけるのもおすすめです。

3. ホロ苦い大人の味♪ 橙ピール

オレンジピールならぬ、橙ピール。大人のおやつにもってこいな、ホロ苦い味わいです。果汁を搾ったあとの皮で作れるため、橙を無駄なく使いきれます。

橙皮は煮詰めるとアクが出てくるので、こまめに取り除いてください。また、ゆで加減はお好みのやわらかさになるまででOK。大きめにカットすると食べごたえのあるピールに仕上がります。

4. さっぱり簡単おかず。大根とセロリの橙マリネ

橙を使う簡単おかずなら、大根とセロリの橙マリネがおすすめです。手間がかからないのはもちろんのこと、使う材料が少ないのも魅力。

橙の果汁の酸味とマスタードのピリ辛さ、砂糖の甘さがくせになります。ポリポリとした食感もたまりません。あとひと品欲しいときや、さっぱりとしたおつまみが食べたいときに大活躍してくれますよ。

5. 七味唐辛子をかけて。豚しゃぶの橙おろしそば

福岡県の郷土料理、酢餅のアレンジメニューです。橙の果汁や大根おろし、砂糖、しょうゆを混ぜてたれを作り、餅の代わりにそばにかけるひと品。さっぱりとした味わいが楽しめます。

たれは、菜の花や豚こま切れ肉とも相性抜群です。仕上げにピリッとした七味唐辛子をかければアクセントになりますよ。

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