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秋~冬が旬とする説
一方、9~12月がのどぐろの旬だとする説もあります。理由としては、この時期には寒さに耐えるため体に脂肪を蓄えること、冷たい海水で身が締まること、などが挙げられます。とくに島根県では、8月以降に中・大型ののどぐろが水揚げされることから、この時期を旬としています。(※3)
のどぐろに旬はないとする説
のどぐろは一年中おいしく、脂のりがよいので、「のどぐろに旬はない」という説もあります。実際に、2007年3月に島根県水産技術センターが報告した研究結果では、脂質含有量について「季節的な変動よりも、個体差のほうが脂のりに違いがある」としています。(※10)
のどぐろのおいしい食べ方
脂と旨味たっぷりののどぐろは、いろいろな食べ方で楽しめるのが魅力的。以下におすすめの食べ方を紹介しますが、下記の方法以外にも酒蒸しにしたり、潮汁にしたりするのもおいしいですよ。
刺身
初夏~夏ののどぐろを一番おいしく食べたいなら、刺身が断然おすすめです。たっぷりのった甘みのある脂とその旨味を、さっぱりと食べられます。
湯引きして皮をはいで食べるほか、炙って「焼霜造り」にすれば皮もおいしくいただけます。昆布締めで旨味増しにして楽しむのも乙ですよ。
湯引きして皮をはいで食べるほか、炙って「焼霜造り」にすれば皮もおいしくいただけます。昆布締めで旨味増しにして楽しむのも乙ですよ。
干物
水揚げされたのどぐろを開きにして一夜干しにしたものは、のどぐろの旨味が凝縮されていて絶品。
通販商品でも手に入りやすく、家庭でも簡単に焼けるので、のどぐろの味わいを気軽に楽しみたい方におすすめです。干物を昆布と一緒に炊いて、炊き込みごはんとして楽しむのもGood!
通販商品でも手に入りやすく、家庭でも簡単に焼けるので、のどぐろの味わいを気軽に楽しみたい方におすすめです。干物を昆布と一緒に炊いて、炊き込みごはんとして楽しむのもGood!
塩焼き
のどぐろの脂のおいしさを、シンプルに味わいたいなら塩焼きがおすすめ。とくに冬が旬とされるのどぐろを使うとよいとされていて、小さいものなら丸のまま、大きいものなら切り身にして、塩を振って焼きます。
甘みのある脂としっとりとした身、皮の香ばしさが口の中で混然一体となり、最高の味わいが楽しめます。
甘みのある脂としっとりとした身、皮の香ばしさが口の中で混然一体となり、最高の味わいが楽しめます。
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