食べるなら刺身!高級魚「おじさん」の料理がダンディーでおいしいらしい

「おじさん」食べたことありますか?実はこれ、高級魚なんです。なんでも食べ方はお刺身がおすすめなんだとか……そこで今回は高級魚「おじさん」の知られざるその正体を暴きます!きっと画像を見てあなたはびっくりすることでしょう……。

2019年4月9日 更新

おじさんって誰?え、魚?

相変わらず日中の日差しは強いけど、空はすっかり秋模様……。行楽の秋、読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋。そして忘れてはならないのが、食欲の秋です。

最近、旬の食材について調べ物をしていたら、え……?と度肝を抜かれた食べ物を発見しました。その名も「おじさん」。

仕事終わりに飲み会の席で、"本当やんなっちゃうよなぁ〜”なんてぼやきながら、顔の上でおしぼりを何往復もすべらせているおじさん、ではありません。これは、れっきとした魚の名前です。おじさんと魚、ふたつともかけ離れすぎていて見当もつきませんね。

おじさんとは一体どんな魚で、どの辺りがおじさんなのでしょうか。謎のベールに包まれた、気になるおじさんの正体に迫ります。

おじさんの気になる由来

おじさんの気になる由来

Photo by Snapmart

高級魚

謎の存在「おじさん」は、知る人ぞ知る高級魚で値段は高め。おじさんというネーミングとは裏腹に、実は高級魚に位置づけされていたなんて。またそのギャップがたまりませんね。

そして気になる名前の由来ですが、顔の前面にヒゲがあり、正面からだとその様がまるで人間のおじさんに見える、という理由から「おじさん」と命名されたようです。魚の図鑑に堂々とおじさん、と書かれているそうです。ちなみに漢字だと「小父さん」と表記されるようです。小さい父……なんかしんみりしますね。

駿河湾から南の熊本県、鹿児島県、東インド洋における水深140mのサンゴ礁域に生息している、ヒメジ科の魚の1種です。主な産地は鹿児島県、東京都、和歌山県、沖縄県とバラけていて、体長は25〜35cmほど。個体差があり鮮やかな赤や紫、白色のボディのところどころに、黒っぽい模様があるのが特徴です。浅い海にも生息しているらしいので、運がよければ高級魚のおじさんと対面できるかも。

おじさんの味は?

「おじさん」、果たしておいしいのでしょうか。どうしても人間のおじさんの存在が邪魔をして、いまいちピンと来ない方も多いのでは?気になるお味はと言いますと、特にクセがあるわけではなく、白身魚のようにあっさりとしています。

このおじさん、下あごについている2本の立派なヒゲを巧みに使い、獲物を探し出します。その方法がなんとも大胆で、土の中や石の隙間に顔ごと豪快に突っ込んで獲物を探し当てるんだそう。ゆえに、内臓がとてつもなく臭いらしい。

刺し身が絶品なようで、ポワレや煮付けなどにするとさらに旨味がアップ!というわけでもなく、味はいたって普通なんだとか。刺し身用にさばく際は、内蔵の臭味が切り身にうつらないようにするという、繊細さが必要です。

また、年間を通して味に大きな変化はありません。鮭やかつおのように季節によって、劇的に旨味や甘味が増すわけではなく、夏の暑さにも冬の寒さにも負けず常に一定の品質を保っているんですね。
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