ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

見た目や香りを確認!メロンの食べ頃の見分け方

Photo by 稲吉永恵

メロンの食べ頃は、品種にもよりますが収穫から3~7日目ほど。メロンは熟しすぎると味が落ちるので、食べ頃を見極めるのがとても大切です。ただ、購入する際に収穫日を確認するのはむずかしいですよね。まずはメロンの食べ頃を見極めるポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
状態香りツルの状態底の状態果皮の色叩いたときの音
完熟甘い香りが広がるしなびてくる押すとやわらかいやや黄色ぽい低いくもった音
未熟香りがしないしっかりしている硬くてしっかりしている緑色高く硬い音

メロンの香りが広がっているもの

前述の通り、食べ頃のメロンは甘くてみずみずしい香りが強くなります。部屋やキッチンに置いておくと、メロン独特の芳醇な香りに気づくことも多いはず。

ツルがしなびてきているもの

収穫したばかりのツルは青く硬いですが、追熟するとしなびてきます。根元の部分は青くても、ツルの先が茶色くしおれてきたら食べ頃のサインですよ。

底を押してやわらかいもの

収穫したてのメロンは底が硬く、押してもしっかりしています。追熟が進むにつれ、だんだんやわらかくなりますよ。弾力が感じられるようになったら食べ頃です。

なお、あまり押しすぎると傷む原因となるため、気を付けてください。

果皮の色

メロンは果皮の色でも食べ頃を判断できます。完熟前のメロンは、品種により個体差がありますが青々としていますよ。熟してくると、緑色から青みが抜けて薄くなり、やや黄色っぽく変わってきます。

叩いたときの音

メロンは、叩いたときの音で食べ頃か完熟前かを確認できます。熟していないメロンは、硬めの高い音。一方で、完熟メロンは、低いくもったような鈍い音がしますよ。

叩くときはメロンに耳を当て、指で軽く叩いたり弾いたりしましょう。音がよく聞こえ、確認しやすいですよ。

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