3. 新聞紙やキッチンペーパーなどに吸わせる

新聞紙や使い古しのキッチンペーパーなど、吸油性の良い紙に油を染みこませ、燃えるゴミとして捨てる方法があります。そんなに揚げ物をしないおうちや、凝固剤が切れてしまったというときに、きっと役立つはずですよ。

ポリ袋を油受けにして吸わせる

ポリ袋やレジ袋などの中に、くしゃくしゃにした紙を入れ、冷めた油を染みこませる方法。家庭にあるものを使ってできるので、重宝すること間違いなしです。その際、自然発火を避けるため、水を一緒に染みこませることがポイント。口をしっかり閉じて、燃えるゴミの日に出しましょう。

紙パックを油受けにして吸わせる

ポリ袋の代わりに、牛乳やジュースなどの紙パックを利用する方法です。やり方や手順はポリ袋と同じ。こちらも自然発火防止のため、水を染みこませてください。紙パックの口を閉じて、粘着テープでしっかりふさいだら完了です。

紙に油を吸わせて捨てる際の注意点

油を吸った紙、または布を長時間放置しておくと、自然発火する場合があります。植物油が乾燥する過程で、空気中の酸素に反応し酸化熱が発生するからです。気温が高い夏場よりも、空気が乾燥しやすい秋冬に多い傾向があるため、可燃ゴミを出すタイミングにあわせて作業しましょう。

使い終わった油容器の捨て方は?

食用油の容器はおもに、プラスチック製とガラス瓶の2種類に分かれます。食用油のプラスチック容器は、リサイクル対象の飲料やしょうゆのPET容器とは異なり、「その他プラスチック容器」に区分。つまり別の扱いになります。

また容器やラベルがPETでも、キャップやシールはPEであったり、ガラス瓶ではラベルがPPだったりとさまざまです。それらの素材の捨て方についても、自治体によって異なります。

一般的に、中に油がついたままのプラスチック容器は燃えるゴミ、きれいに洗ったものは資源ゴミとすることが多いようです。しかし必ずしも断言できるわけではありません。お住いの自治体に問い合わせるか、ネット検索して確認してみてください。

揚げ物の油の正しい保存方法は?

※画像はイメージです
新しい油で揚げ物をしたあと、残った油はどうしていますか?いつも捨てているという人がいるなら、それはもったいない話。揚げ物をしたあとの油は、ちゃんと保存すれば数回は使えるのです。そんな油の保存法を紹介します。

編集部のおすすめ