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レモングラスの特徴
レモングラスは、レモンのような香りがするイネ科のハーブです。ススキのような細長い葉が特徴で、「シトラール」というレモンの香り成分が多く含まれています。
東南アジアの料理で肉や魚の臭み消しに用いられ、タイ料理のトムヤムクンには欠かせません。カレーやスープ、炒め物に使われるほか、ハーブティーも人気。フレッシュでもドライでも利用され、刻むとより香りが広がります。
またレモングラスから採れる精油は、食品だけでなく香料として香水の原料、アロマテラピーに利用されることも多いです。
栽培に適した環境条件
土の選び方
熱帯地方で生育するハーブのため、耐暑性はあるものの耐寒性はありません。栽培する適温は5~40℃で、寒冷地での露地栽培には向いていないです。やせた土地でも育ちますが、水はけのよい土を好みます。
プランターや鉢で栽培する場合は、市販のハーブ用培養土を使用すればOKです。
地植えする場合は、酸性の土壌に傾かないように調整しましょう。植え付けの1~2週間前に堀り上げ、苦土石灰(くどせっかい)と呼ばれる肥料を混ぜておくのが大切です。
プランターや鉢で栽培する場合は、市販のハーブ用培養土を使用すればOKです。
地植えする場合は、酸性の土壌に傾かないように調整しましょう。植え付けの1~2週間前に堀り上げ、苦土石灰(くどせっかい)と呼ばれる肥料を混ぜておくのが大切です。
種子からの育て方
レモングラスの種まきは、気温が20~25℃くらいになる4月~6月頃が向いています。種から草丈が10cmほどになるまで、育苗(いくびょう)ポットと呼ばれる容器で苗を育ててから、鉢や庭などへ植え替えをするのが一般的です。
育苗ポットに土を入れ、指で1cm程度のくぼみを3カ所作り、それぞれ2~3粒の種をまきます。草丈が5cmほどになったら丈夫な株を残して間引きし、草丈が10cmほどに成長したら鉢や庭に移し替えればよいでしょう。
育苗ポットに土を入れ、指で1cm程度のくぼみを3カ所作り、それぞれ2~3粒の種をまきます。草丈が5cmほどになったら丈夫な株を残して間引きし、草丈が10cmほどに成長したら鉢や庭に移し替えればよいでしょう。
レモングラスの植え付けと水やりの管理
鉢植えでの育て方
熱帯原産のレモングラスは、冬に寒さ対策で室内に移すことを考えると、鉢植えで育てるのがおすすめです。
4月~9月ごろに、苗を植え付けします。草丈が1m以上に成長するため、7~10号の深鉢に苗をひとつ植えましょう。水はけのよい土に植えて日当たりのよい場所で管理し、水やりのしすぎには気をつけてください。
4月~9月ごろに、苗を植え付けします。草丈が1m以上に成長するため、7~10号の深鉢に苗をひとつ植えましょう。水はけのよい土に植えて日当たりのよい場所で管理し、水やりのしすぎには気をつけてください。
水やりのタイミング
鉢植えのレモングラスは、表面の土が乾いたら鉢底から水があふれるまで水やりをします。植え付け直後はうまく水を吸収することがむずかしいので、最初は多めに水やりをしましょう。極端な乾燥を嫌うため、冬でも土が乾燥しないように水やりをしてください。
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