3. 圧倒的な存在感。ラワンブキの肉詰め

大きなラワンブキだからこそ楽しめる豪快な肉詰め。中に詰めるひき肉やきんぴらごぼうなどは冷蔵庫にあるもので代用できるのでいろいろ試してみましょう。しめじの代わりに干ししいたけを使うとさらにだしが加わりますよ。鶏ガラスープの素をだしの素に代えるとほっとする和風味に。

4. サクサクでジューシー。フキの天ぷら

揚げ時間がむずかしい天ぷらは、下ゆでしたラワンブキを使えば短時間で仕上がります。塩や天つゆのほか、わさびじょうゆやマヨネーズなども合いますよ。ラワンブキを輪切りにしてリング形の天ぷらを楽しむ方法も。少し長めにカットして中にチーズを入れると違う味わいになります。

5. 作り置きできる。日本の伝統食きゃらぶき

Photo by 稲吉永恵

しょうゆで濃いめの味付けをするきゃらぶきは、フキの佃煮のような料理。やまぶきを使うのがポピュラーですが、ラワンブキでもおいしく仕上がりますよ。細かくカットすると短時間で味がしみ込みます。大きいまま作るなら煮詰める時間を長めにしましょう。味が濃いのでおつまみや混ぜごはんの具などに向いています。

旬の時期にはラワンブキを味わおう!

北海道足寄町でのみで収穫できる日本一大きなラワンブキ。アクが少なく、シャキシャキとした食感で山菜特有の味がするのが特徴です。炒め物や煮物、天ぷら、みそ汁など幅広く活躍します。さらに大きさを利用して具材を詰め込む方法が試せるところも魅力です。

ラワンブキは下ゆで後にすぐ食べられます。冷蔵や冷凍での保存が可能なので、旬を迎える6月~7月はいろいろなレシピをお楽しみください。

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