日本一大きなふき「ラワンぶき」って知ってる?おすすめレシピもご紹介

日本一大きいふきである「ラワンぶき」。それはもう人間よりはるかに背が高く、びっくりするくらいに巨大です。ところがお味はとても繊細で、いろいろなお料理と相性が抜群!しかも健康にもいいんだとか。詳しく見ていきましょう!

ラワンぶきとは

ラワン(螺湾)ぶきは、アキタブキの仲間です。背の高い農作物として知られ、低いものでも2m、高いものだと4mにもなります。最近は徐々に小さくなりつつあるそうですが、アキタブキのなかでも特に大きい種類であることには変わりません。太さはおよそ直径10cmに成長します。また、葉の直径もおよそ1.5mと人が隠れてしまうほど大きくて、雨の日は傘の代わりになるのではないかといわれていました。

とても大きなラワンぶきですが、実は食用としても広く使われています。やわらかく食感がシャッキリしているため、通常の山ぶきに比べてもアクが少なく食べやすいのです。そして栄養分もミネラルや食物繊維が豊富に含まれています。ミネラルは体内で生成されない成分のため、外部から摂取する必要があります。食物繊維はお腹の調子を整えてくれる成分として有名です。

現在、ラワンぶきは北海道遺産に認定され、道内では誰もが知る有名な植物になりました。足寄町の外に、種や苗を持ち出すことは禁止されています。

収穫地や旬の時期

ラワンぶきの発祥地は北海道・足寄町の螺湾(ラワン)川で、川沿いに並んで生えていました。昔は、馬に乗って駆け抜けることができたほどに丈が伸びていたようです。丈が伸びた理由ははっきりとは判明していません。足寄町の気候・土質・川の成分が組み合わさって、大きく育ったのではないかといわれています。

旬の時期は、6月前後。この時期になると、スーパーなどの売店でラワンぶきを使った商品が並びます。現在、ラワンぶきを全国に広めるべく、塩蔵で水煮をしたラワンぶきなど、できるだけ新鮮で旬の味のまま長距離輸送できる商品の開発に力を入れています。西日本の方にはあまり馴染みのないラワンぶきですが、一般的に食卓に並ぶ日もそう遠くはないでしょう。

ラワンぶきの栽培方法

ラワンぶきの種や苗は町の外に持ち出せないので、原則無関係な町外の人が育てることはできません。「JAあしょろ」が1988年に増殖法を発明してからの生産量は安定していましたが、それまでは自然環境が原因で減少していたこともありました。詳しい増殖法は不明ですが、水分が豊富で土壌が砂質であることが生育条件であることは判明しています。

ラワンぶきの食べ方

収穫されたラワンぶきは、煮物やサラダや天ぷらなどさまざまなお料理に使われます。まず先に下茹でを行うことが多いので、ここではラワンぶきの下茹でについて説明していきますね。

まず、ラワンぶきを鍋の大きさに合わせて切っておきましょう。ワンぶきはかなり大きいので、お鍋も大きいサイズのものが適しています。鍋に水を入れ、湯を沸かし、塩をひとつまみ入れてください。沸騰した湯にラワンぶきを入れ、10~15分間茹でます。茹でたあとはすぐに冷水につけます。また、ゆで加減はお好みや用途に合わせて調節してください。皮をむいたら、再び冷水につけ半日ほど置きあくを抜きます。あくが抜けたら水を切って調理しましょう。また、ラワンぶきを長期間保存するときは20%の塩で漬け込んでください。

風味豊かでやわらかな食感のラワンぶきは、煮物料理に最適です。またラワンぶきの大きさや形を活かした肉詰めもおすすめです。次で紹介しますね。

ラワンぶきのおすすめレシピ

ラワンぶきのきんぴら

ふきは鍋に入るサイズに切っておきましょう。お湯が沸騰したら塩を入れ、ふきを軽くボイルし、水にさらします。ふきの筋を剥き、太さは割り箸程度、長さは食べやすくカットしてください。

ごま油で熱したフライパンにふきを投入、ふきに油が絡んだら、上白糖、濃口醤油、みりん、水を加え、しばらくしたら火を止めます。一味、白ごまを振りかけ、混ぜたら、できあがりです。

ラワンぶきの定番レシピ、シャキシャキのきんぴらをご堪能ください。

ラワンぶきとツナの炒め物

こちらは、ラワンぶきとツナの炒め物。油で熱したフライパンに、ラワンぶき、ツナ、てんさい糖、みりん、醤油を入れ、中火で炒めます。水分がなくなったらできあがりです。ラワンぶきは、ツナのほかにもいろいろなお肉・魚とマッチしますので、きっとあなた好みの炒め物ができますよ。

ふき・こんにゃく・ちくわの煮物

こんにゃくは下茹でをしてアクを抜きます。鍋にごま油を入れ、ラワンぶき、こんにゃく、ちくわを軽く炒めましょう。炒めたら鍋に水を注ぎ、かつおだし、てんさい糖、醤油、みりんを加え、沸騰させます。その後、中火でつゆが少なくなるまで煮てください。

ラワンぶきの肉詰め

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