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マグロの血合いとは?
「血合い」とは、魚の腹と背の身の間にある赤黒い部位のことです。白身、赤身どちらの魚にも血合いはありますが、マグロなど赤身の魚のほうが血合いが多いといわれています。しかし、その割合は全体の約15〜20%ほどと多くはありません。
また、血合いは名前の通り血管などが集まる部位で、鮮度がよくないと匂いや味が悪くなるため、新鮮なものでなければおいしく食べることができないという特徴があります。スーパーでもたまに見かけますが、新鮮な血合いを手に入れることはなかなかむずかしいため、希少部位といえますね。
また、血合いは名前の通り血管などが集まる部位で、鮮度がよくないと匂いや味が悪くなるため、新鮮なものでなければおいしく食べることができないという特徴があります。スーパーでもたまに見かけますが、新鮮な血合いを手に入れることはなかなかむずかしいため、希少部位といえますね。
女性にうれしい栄養がたくさん!
血合いの身の部分には、ビタミンA・B・D・Eや、健康成分として注目されているEPA(エイコサペンタエン酸)、さらには魚の栄養成分として有名なDHA(ドコサヘキサエン酸)、また鉄分・亜鉛・マグネシウムなどのミネラル類が含まれています。
鉄分は女性が特に不足しがちな栄養素なので、血合いの部分はぜひすすんで食べたい部位ですね。
節約レシピに最適な圧倒的コスパ
マグロの血合いは、見た目が黒ずんでいて一見するとおいしそうではないため、敬遠している人も多いのではないでしょうか。しかし、新鮮な血合いは調理方法しだいでとてもおいしくなる食材で、一番の特徴はなんといっても圧倒的に「安い」ことです。
価格の比較
今回は、お刺身でよく食べられているインドマグロ(ミナミマグロ)や本マグロの赤身、そして、スーパーで見かけることの多い、比較的リーズナブルなキハダマグロやビンチョウマグロの、100gあたりの値段と比べてみました。
・インドマグロ、本マグロの赤身……600〜1,000円
・キハダマグロ、ビンチョウマグロ……200〜500円
・マグロの血合い……30〜100円
時期やお店によって値段は異なりますが、その差は一目瞭然ですよね。ちょっと財布が寂しいときや、コスパよくボリュームのある料理を作りたいときには、マグロの血合いはぴったりの食材と言えるでしょう。
マグロの血合いは下処理が重要
マグロの血合いは、鮮度がよければお刺身として食べられますが、通常のスーパーや魚屋さんで取り扱っているものは、そのまま食べることはむずかしいのが現実です。
スーパーでは主に加熱用として販売されていますが、それらは下処理をしっかりおこなわないと臭みが残ってしまい、食べられないような味になることも。そこで今回は、おうちでも失敗しない血合いの下処理方法をご紹介します。
水でしっかり洗って血抜きする方法
まずご紹介するのは、水で洗うというシンプルな方法。水っぽくなるのが心配な場合は、洗わずにキッチンペーパーを押し当てて血抜きをする方法もありますが、臭みを除くには水洗いが有効です。
手順
- 清潔な水(できれば氷水)で、3~5回ほど洗う
- 水洗いが済んだら、キッチンペーパーでしっかりと水気を拭き取る
臭みの原因になるので、水気はきちんと拭き取ってください。
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