【Q&A】酢大豆はいつ食べるのがベスト?

A:酢大豆は朝に食べるのがおすすめ。

時間栄養学の観点から、朝食には糖質やたんぱく質を多く含む食事が良いとされています。大豆はそのどちらも含むため、朝食におすすです。

また、酢大豆は食事のはじめに食べるとさらに嬉しい作用が。血糖値の急激な上昇を抑えるほか、野菜やごはんを先に食べるよりも食後の満腹感が得られるという研究報告があり、注目を集めています。(※12,13)

【Q&A】酢大豆を食べ過ぎるとどうなる?

A:おなかが緩くなったり、太ってしまったりするおそれがあります。

これは、酢大豆に使用する大豆に、食物繊維や糖質、大豆イソフラボンといった栄養素が多く含まれているためです。また大豆イソフラボンは構造が女性ホルモンに似ており、摂り過ぎた場合は病気のリスクを高めてしまうおそれがあるとの報告があります。(※5,14,15)

【Q&A】材料を黒豆や黒酢に変えても良い?

A:味の好みに応じて変えてみるのも良いでしょう。

黒豆の原料は大豆です。色や栄養成分に違いはありますが、変えても問題はありません。また、酢から黒酢にすることで味がまろやかになり、アミノ酸量が増えます。(※4)

【Q&A】酢大豆の残った酢はどうする?

A:残った酢も通常の酢と同様に料理に活用できます。

おすすめは酢の物やサラダのドレッシングなど。ほかの料理に活用して、酢の栄養素を無駄なく摂れると嬉しいですね。ただし衛生上、酢大豆を食べ終えて残った酢を再度酢大豆に使うことは避けてください。

酢大豆で美と健康を目指そう

酢も大豆も、体によい食品の代表格です。「お酢ダイエット」自体もよく知られていますし、大豆製品を使った美容・健康法を試したことがある人も多いのではないでしょうか。

もし、それらを試してもよい変化を実感できなかった人は、ぜひ酢大豆を試してみてください。大豆と酢の作用を活かして、ダイエットや健康維持に役立てましょう。
【参考文献】
※4 八訂食品成分表2021|女子栄養大学
(2024/05/11参照)
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