アロマ

アロマオイルを加えると、香りまで楽しめるオリジナルのグリセリン化粧水が作れます。アロマオイルは100%天然のエッセンシャルオイルを使用しましょう。ただし、柑橘系のアロマオイルは「光毒性」といって、紫外線を吸収しやすくシミの原因になる恐れもあるので、注意してくださいね。 アロマオイルは直接肌に塗ると肌荒れの原因になるので、上記の材料で2〜3滴ほどに抑えておきましょう。通常、マッサージオイルとしてアロマオイルを使用する際は、植物油に1%以下の濃度が推奨されています。(※4)アロマオイル入りのグリセリン化粧水を試す場合は、まずパッチテストをおこなってから問題ないことを確認し、使用してください。

はちみつ

はちみつも保湿作用にすぐれているほか、栄養成分が豊富で美肌作りに役立ちます。グリセリンと同じ分量のはちみつを精製水と混ぜ合わせ、そのあとにグリセリンを加えて、作ってみてください。

グリセリン化粧水の注意点

水道水で作る場合

グリセリン化粧水は必ずしも精製水で作らなければいけないというわけではなく、水道水で作ることも可能です。ただし水道水には塩素が含まれており、肌のかぶれやトラブルの原因になりかねませんので、もし水道水で作る場合は注意が必要。 なお、水道水は塩素消毒している分、精製水よりも日持ちがよい、というメリットがあります。

パッチテストをおこなう

シンプルな素材でも、肌質に合わないことがあります。パッチテストを最初に必ずおこない、肌に異常が出なければ続けてみてください。 パッチテストの方法は、「腕の内側など柔らかい部分に少量塗って様子を見る」方法と、「コットンなどに少量湿らせて、しばらくの間肌にのせておく」方法の2つです。もし肌に赤みやかゆみが出たら、グリセリン化粧水はすぐ中止してください。

グリセリン化粧水でプルプルの素肌に

食品添加物にも使われるほど、安心安全なグリセリンを活用した手作り化粧水。「保湿」というと冬に必要なイメージがありますが、肌を乾燥させる原因は年中あるため、常に保湿ケアで肌をいたわってあげる気持ちが大切です。 グリセリン化粧水は濃度さえきちんと守れば、作り方自体はいたって簡単。いろいろとアレンジできる点もグリセリン化粧水の魅力で、市販の化粧水ではなく、手作りしたもので自分の肌にぴったりと合えばうれしいものですし、そもそも安上がりなので経済的にもお得です。 グリセリン化粧水を使って、つややかな美肌を目指しましょう。
【参考資料】
▼スキンケアを極めよう!
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