根室銘菓なのになぜ「オランダせんべい」?由来やおすすめの食べ方とは

根室を代表するお菓子「オランダせんべい」をみなさんはご存知でしょうか?長崎ならともかく、北海道の根室で、なぜ“オランダ”なのか。その由来や、歴史、普通に食べるだけではもったいない、おすすめの食べ方などご紹介します。

根室の銘菓・オランダせんべいとは?

みなさんは、折っても割れない根室の銘菓「オランダせんべい」をご存知ですか?北海道・根室にある「端谷菓子店」で、昭和40年頃から販売されたお菓子で、根室市民にソウルフードとして愛されてきた銘菓なんです。

発売当初は、通常のおせんべいのようにパリパリとした食感でしたが、ファンの要望で現在のようなやわらかな食感に改良し、子供から大人まで男女を問わず、幅広い層に愛されています。

名前の由来

なぜ根室発祥なのに名前が「オランダせんべい」なのでしょうか?

名前の由来を調べてみると、江戸時代にオランダ商館が置かれていた長崎県平戸市には、現在も同名の「オランダ煎餅」や「おらんだ焼き」というお菓子があり、これがルーツのようです。ちなみに平戸では、ボコボコとした独特な模様が「オランダ人の靴あとをイメージしている」と言い伝えられています。

平戸から日本海を北上する、かつての北前船のルートにある富山・函館・根室と同じものが伝わったことにより、最盛期には各地にたくさんの製造元がありましたが、現在北海道では根室の「端谷菓子店」のみとなりました。

味、特徴

一番の特徴は、その独特な食感です。普通の“おせんべい”は固くて、パリパリとした食感ですが、「オランダせんべい」は、餅米やうるち米ではなく、小麦粉を主原料として添加物などは使用しておらず、黒砂糖をベースにしたほんのり甘い、食べ飽きないやさしい味わいに仕上げています。

このやわらかさにする秘訣は、焼き上げるときの加熱の仕方が決め手なんだとか。

オランダせんべいおすすめの食べ方

そのまま食べる

まずは折っても割れない、ぬれせんべいのような不思議なやわらかさと食感を、ダイレクトに味わってください。どこか懐かしいような、やさしい甘みが口の中に広がっていきますよ。

バターをつける

主原料が小麦粉なだけに、味わいは洋菓子チックでもあります。レンジやオーブンで軽く温めて、パンケーキのようにバターをつけていただくのがおすすめですよ。

はちみつをつける

品名は“おせんべい”ではありますが、元々はオランダ伝来の甘味を含んだ洋菓子なので、はちみつとの相性もバッチリで、日本茶だけでなくコーヒーや紅茶ともよく合いますよ。マーマレードやジャムをつけてもおすすめ。

アイスをつける

これは、やみつきになる禁断の食べ方。ワッフルのようにオン・ザ・アイスクリームしちゃいましょう!シンプルなバニラアイスがいいでしょう。甘党の方は、さらにチョコレートやキャラメルなどのお好みのソースをかけて召しあがれ。

札幌土産としてもおすすめ

発祥は根室ですが、札幌の「はしや」でも扱われており、お土産としても人気です。札幌店のみのオリジナル商品として、なんと「堅焼き」タイプも販売されています。
オランダせんべい以外にゴマせんべい、ピーナッツせんべい、良質なでん粉を使用したデンプンせんべいなども販売されているんですよ。

ほかの場所では、千歳空港の「きたキッチン」や都内では「有楽町どさんこプラザ」、「北広島三井アウトレットパーク」でも販売されています。
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もうひとつのオランダせんべい

山形県酒田市の「酒田米菓」でも、オランダせんべいが製造・販売されていて、こちらも地元で大人気なんです。昭和37年の発売以来、東北のソウルフードとして長い間親しまれているそうです。東北地方限定販売にも限らず、年間2億枚以上を販売しているそうです。

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