偽物に「NO!」。本物のエキストラバージンオリーブオイルの見分け方

あなたの家のエキストラバージンオリーブオイルは本物?実はエキストラバージンオリーブオイルの偽装は世界中に蔓延していて、スーパーに並んだものの99%が偽物だと言われています。ではどうすれば本物を手に入れられるのか、見分け方をお教えしましょう。

2019年9月4日 更新

最高峰のオリーブオイルは偽物だらけって本当?

少し前からオリーブオイルの健康・美容効果が話題となっていますね。その最高峰であるエキストラバージンオリーブオイルを選んで買い求める人が増えているそうですが、そこでひとつ質問です。あなたが使っているそのオイル、本物だと自信をもって言えますか?

というのは、エキストラバージンオリーブオイルには偽造品が多いといわれているからなんです。スーパーの棚に並んだものの多くは偽物だ、なんて話もあるほど。

エキストラバージンオリーブオイルの偽造には長い歴史があり、オリーブオイルの品質・用途ごとの区分けが行われるようになったルネサンス期のヨーロッパですでに不正があったといわれています。

政府機関にも偽造を黙認させるネットワークが張り巡らされてる国もあるんだそうですよ。

でも、安心してください。エキストラバージンオリーブオイルとはどういうものかを知り、見分け方を覚えれば、きちんと本物を買えるようになるはずです。

オリーブオイルの種類と設定基準

国際オリーブ協会(以下IOC)では、9種にオリーブオイルを細かく分類しています。

例えばバージンオリーブオイルだけでもエキストラバージンオリーブオイル、バージンオリーブオイル、オーディナリーバージンオリーブオイル、ランパンテバージンオリーブオイルと細かく分かれているんです。

オリーブオイルの中でもっとも品質が高いのはバージンオリーブオイル。オリーブの果実を搾ってろ過しただけの、科学的な処理を一切用いずに抽出されたオイルです。

そして、その中でも本当に一部のオリーブオイルだけが、エキストラバージンオリーブオイルの表示を許されています。

日本で偽物が多く出回るわけ

日本の市場は、ほかの国よりも多くの偽物のエキストラバージンオリーブオイルが出回っています。それは、世界と日本でエキストラバージンオリーブオイルの基準が異なるから。

実は、世界の多くの国々がIOCに加盟し、その基準によってオリーブオイルを区分けしている中、日本だけはIOCに加盟せず、JAS(日本農林規格)の基準に合わせてオリーブオイルを区分けしているのです。

IOCとJAS、2つの基準を比べると、もっとも大きく違うのは酸度と酸価について。IOCは100gに酸度0.8%以下のオイルのみをエキストラバージンオリーブオイルと定めていますがJASでは、酸度ではなく酸価基準が設定されており、オリーブ油と精製オリーブ油に分類され、オリーブ油は酸価2.0mg以下のものと定められています。(※1)

この違いのせいで、世界基準では「エキストラバージンオリーブオイル」の条件を満たしていないオイルが、"本物"として日本のお店の商品棚に陳列されているのです。

酸価しか書いていないオリーブオイルの場合は、酸価×0.503という計算方法で酸度を知ることができるので、IOCの基準内であるか確認しましょう。(※2)

本物のエキストラバージンオリーブオイルの選び方

では、世界基準のエキストラバージンオリーブオイルを手に入れるにはどうすればよいのでしょうか?
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ushi3

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