3. 酸度が0.8%以下であるかチェック

IOCにエキストラバージンオリーブオイルと認定されるには、酸度が0.8%以下でなければいけません。ですから、ボトルにこの表記があるかチェックしてください。英語表記だと、acidやacidityという表記が目印になるはずです。

4. 価格を見る

1本のオリーブの木から採取できるオリーブは、15〜50kgとされており、3〜10Lのオリーブオイルを作ることができます。(※3)エキストラバージンオリーブオイルとして認められるオイルは、そのうち本当にわずかです。 それだけ希少なオイルですから、安く売るにはかなりの企業努力が必要です。そして、そのような商品はごくわずか。より確実に本物を買いたいなら、1mlが3円以下のものは買わない方がいいでしょう。

5. ラベルの情報を確認する

最低限、収穫時期、原産国(地域)、オリーブの品種についての記載がされていなければ、そのオイルは偽物であると判断しましょう。

6. コールドプレス製法で作られているか

高音で抽出されたオイルは栄養成分が少なく、トランス脂肪酸が発生している可能性も。非加熱か30度以下の低音で処理されたものを選ぶようにしてください。

7. テイスティング

購入する場所によっては味見をさせてもらえます。本物のエキストラバージンオリーブオイルはオリーブの果実を搾っただけのもの、つまりジュースなので、果実味が強く、サラッとしていてさわやかです。 本物の味を知り、テイスティングを心がければ、偽物を買ってしまうことはないでしょう。

8. 品評会での受賞歴のあるオイルを選ぶ

テイスティングをさせてくれるお店はそれほど多くありません。もし断られてしまったら、国際エクストラバージンオイル品評会(OLIVE JAPAN International Extra Virgin Olive Oil Competition)での受賞歴があるものを選ぶようにしましょう。 オリーブオイルのプロであるオリーブオイルソムリエたちが選び抜いたオイルですから、まず間違いなく高品質な本物のエキストラバージンオリーブオイルであるはずです。迷ったら参考にしてみるといいですね。

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