目次
小見出しも全て表示
閉じる
「セミノール」とはどんな柑橘?
「セミノール」とは柑橘の一種で、1910年代にアメリカで生まれた品種です。「ダンカングレープフルーツ」と「ダンシータンジェリン」という2つの品種を掛け合わせて作られました。
形や大きさは温州みかんに似ていますが、皮は少し硬めで表面がなめらかです。鮮やかなオレンジ色と柑橘らしい爽やかで芳醇な香りをもっています。
形や大きさは温州みかんに似ていますが、皮は少し硬めで表面がなめらかです。鮮やかなオレンジ色と柑橘らしい爽やかで芳醇な香りをもっています。
セミノールの旬や産地
セミノールが日本で栽培されるようになったのは1955年頃からです。現在は主に和歌山県や三重県、大分県などの西日本で生産されています。生産される地域により「サンクイーン」や「紅小夏」と異なる名前で呼ばれることも。
食べごろは4~5月です。収穫時期は3月下旬から4月上旬ですが、酸味を抜くための貯蔵期間を経てから出荷されます。
食べごろは4~5月です。収穫時期は3月下旬から4月上旬ですが、酸味を抜くための貯蔵期間を経てから出荷されます。
セミノールの味わいとおすすめの食べ方
セミノールは甘味と酸味が凝縮された、しっかりとした味わいが特徴です。そのまま食べてももちろんおいしいですが、濃厚な味を活かしてゼリーやシャーベット、ジュースなどにするのもおすすめ。皮を器として使うと鮮やかな色や爽やかな香りも楽しめますよ。
果汁がたっぷりで薄皮が薄いため、手でむくと果汁で手が濡れてしまいます。手を汚さずに食べたい場合は、ナイフを使ってスマイルカットにしましょう。
果汁がたっぷりで薄皮が薄いため、手でむくと果汁で手が濡れてしまいます。手を汚さずに食べたい場合は、ナイフを使ってスマイルカットにしましょう。
セミノールを堪能するおすすめレシピ6選
1. 華やか。セミノールの寒天ゼリー
セミノールをぜいたくに使う寒天ゼリーです。素材の味わいを活かすため、セミノール以外に使うのは水と砂糖、寒天のみ。皮をくりぬいて器にすると、香りを余すことなく楽しめます。華やかな見た目でおもてなしのデザートにおすすめです。
2. 芳醇な香り。セミノールの丸ごとシャーベット
甘味の強いセミノールは凍らせてもおいしく食べられます。ふわふわで軽い口当たりのシャーベットに仕上げるには、炭酸水を使うのがポイントです。はちみつとブランデーを加えると味わいに深みが増し、本格的で大人なスイーツに変身します。
3. 朝食やおやつに。セミノールのスコーン
セミノールの皮と果汁を生地に練り込んで、爽やかな味わいのスコーンを作ります。甘酸っぱいセミノールとやさしい甘さのホワイトチョコレートが相性抜群。ヨーグルトを加えるとしっとりやわらかい食感が楽しめますよ。いちょう切りのセミノールをトッピングして華やかに仕上げましょう。
- 1
- 2
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
オレンジの人気ランキング