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旬のアスパラガスは栄養たっぷり!選び方からレシピまで、まるごとご紹介

初夏の味覚のひとつ「アスパラガス」。時に真夏のような暑さになるこの時期は、カラダに負担がかかりがち。毎日の美容と健康のために、アスパラガスを上手に取り入れましょう。おいしいアスパラガスの選び方や保存方法、レシピをまとめて紹介します。

2017年5月22日 更新

ライター : 國塩亜矢子

インナービューティー研究家 / フードコーディネーター

【旬食美人学】主宰 「働く女性・頑張るママの元気とキレイを応援したい」「正しく楽しく食べてカラダの中からキレイ&健康に!」 という想いのもと、インナービューティー研究家・フー…もっとみる

アスパラガスってどんな野菜?

Photo by Ayako Kunishio

国産のアスパラガスは5月から6月が旬。この時期、毎年おいしいアスパラガスを楽しみにしているという人も多いのでは? 日本には観賞用として江戸時代に伝わり、本格的な栽培は大正時代から、そして昭和に入ってから一般の食卓に食材として広まるようになりました。

グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスの違い

アスパラガスといえば、一般的には緑色の「グリーンアスパラガス」を指します。栄養が豊富で、さっと茹でるだけでもとてもおいしいのが魅力。 最近では西洋の定番、白い「ホワイトアスパラガス」も人気が高まっています。これはグリーンアスパラガスと同じ品種を、土を寄せて光を遮断して栽培することで真っ白に育てています。 国産のホワイトアスパラガスは北海道産がほとんどで、味が濃くうまみが強いのが特徴。ホワイトアスパラガスは旬がより短く、5月下旬から6月にかけての約半月間しか出回りません。 最近では濃い紫色が特徴の「紫アスパラガス」や、茎が細くて柔らかく茎が短い「ミニアスパラガス」も見かけるようになりました。食感やお料理によってお好みのアスパラガスをチョイスして楽しんでみましょう。

アスパラガスの選び方と保存方法

Photo by Ayako Kunishio

アスパラガスを選ぶときは、穂先がキュッとしまっているものを選びましょう。切り口はできるだけ白っぽいもの、みずみずしいものが新鮮な証拠です。アスパラガスはしなびやすいので、茎部分のハリも要チェック!鮮やかな緑色でツヤツヤとしているものを選びましょう。黄色っぽく変色していたり、筋っぽいもの、傷があるものは避けてくださいね。 購入後は新聞紙やラップで包んでからポリ袋に入れ、穂先を上にして立てるようにして野菜室で保管しましょう。2〜3日で食べきるのが理想です。 すぐに食べきれない場合は、早めに固茹でして使いやすい大きさに切り分けてからラップで包み冷凍用保存袋に入れて冷凍保存を。味の劣化を防ぐため、ラップや袋の空気はできる限り抜いて真空に近い状態で保管しましょう。きちんと冷凍すれば約2か月は冷凍庫で保存可能です。

アスパラガスをよりおいしく調理するコツ

Photo by Ayako Kunishio

アスパラガスをよりおいしく頂くには、ちょっとしたひと手間が欠かせません。 ・皮をピーラーで剥く 根元部分約5cmはやや硬くなっています。この部分の皮をピーラーで剥くことで、食べた時に筋っぽい繊維が口に残らずより美味しく頂けます。 ・下半分のハカマを取る 根元に近いハカマはやや固くなっているので、茹でた後に引っ張るか、茹でる前に削いでおきましょう。このひと手間で食感がより良くなります。 ・茹で時間は短く アスパラガスがすっぽりと入るお鍋またはフライパンにたっぷりのお湯を沸かしたら、固い根元部分からお湯に入れて約1分半~2分茹でます。鮮やかな緑色にしたい場合は塩を加えて茹で、ざるに上げて冷水で冷ましましょう。 ※ 塩茹でする際は、お湯500mlに対し、塩小さじ1が目安です。
▼下記の記事も参考にしてみてください。
・根元部分は食べやすく切る ハカマや皮を取り除いても、根元部分は穂先に比べるとやはり固め。縦半分に切るなど、より食べやすい大きさに切り分けて調理するのがおすすめです。

アスパラガスの栄養とは?

Photo by Ayako Kunishio

・アスパラギン酸で疲労回復 アスパラガスにはアミノ酸の一種「アスパラギン酸」が豊富です。アスパラギン酸は疲労物質の「乳酸」を早く燃焼してエネルギーに変える働きがあり、疲労回復やスタミナUPに効果が期待されています。季節の変わり目はカラダに負担がかかりがち。アスパラギン酸で疲れ知らずの元気なカラダを維持しましょう。 ・ビタミンB群が代謝をサポート アスパラガスにはビタミンB1やB2が豊富に含まれています。これらは糖質や脂質などの代謝をサポートする重要な栄養素。疲労回復にはもちろん、ダイエットにも不可欠なビタミンです。茹ですぎると水溶性のビタミンB群が流出してしまうので注意しましょう。 ・βカロテンで美肌作り 体内でビタミンAになるカロテン。目の粘膜を丈夫にしたり、皮膚を強くするなどの働きが期待されています。気温の変動が大きい季節の変わり目はお肌の調子も狂いがち。βカロテンで強くて美しいお肌を作りましょう。 ・ルチンで生活習慣病予防 アスパラガスの穂先に多く含まれているルチンはフラボノイド色素の一種で毛細血管を丈夫にしてくれます。高血圧や動脈硬化の予防、脳出血の予防などに効果が期待されています。 ・食物繊維やビタミンCで美腸美肌 アスパラガスには食物繊維やビタミンC、ビタミンEも豊富に含まれています。整腸作用がある食物繊維は便通を整え、肌荒れ知らずの美しいお肌へ導きます。また抗酸化作用の高いビタミンCやビタミンEはアンチエイジングにもぴったり!

【レシピ】アスパラガスと卵のカレータルティーヌ

Photo by Ayako Kunishio

材料(1人分) アスパラガス 2本 ゆで卵 1個 マヨネーズ 小さじ1 オリーブオイル 少々 カレー粉 少々 作り方 1. アスパラガスは下茹でし、茎部分を約1cm幅に切る。穂先はトッピング用にとっておく。 2. トッピング用のアスパラガス以外の材料をボウルに入れてよく混ぜる。ゆで卵はフォークの背などで粗く潰す。 3. バゲットを約1.5cm幅に切りトースターで温めたら2をのせてトッピング用のアスパラガスを飾る。

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黄色と緑のコントラストが爽やかな一品は、朝ごはんや昼ごはんにはもちろん、初夏のおもてなし料理としてもおすすめ!カレー粉はお好みで調整を。クリームチーズを混ぜてもおいしいですよ。
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