基礎知識も解説！ウイスキーの種類とおすすめ銘柄10選 (7ページ目)

勘違いしがちですが、アイリッシュウイスキーの3回蒸留はあくまで伝統で、決して義務付けられてはいません。しかし、ブッシュミルズは頑なに3回蒸留を守り続けるザ・アイリッシュなんです。伝統的3回蒸留でクリーンで雑味のないモルトは、駄菓子屋のチューブからでるみずみずしい青りんごゼリーのような、懐かしい香りがします。グラスを回して香りを開かせると桃のような甘い香りが立ち上がり、飲んだあとの鼻から抜ける余韻は梅酒のようです。

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9. 【スコッチウイスキー】ピート（泥炭）の効いたキャンディ「ボウモア 12年」

出典：楽天市場

3,058円（税込）

商品評価

・飲みやすさ：★★★☆☆
・リッチ度：★★★★☆
・特徴：シングルモルトウイスキー
・おすすめの飲み方：ストレート、ロック

プロからのコメント

アイラ島で生産されるウイスキーは、特徴としてアイラ産のピート（泥炭）を強烈に炊くことによるピートの磯の香りが正露丸や消毒液のようなハーモニーでファンを魅了させ、ハマると抜け出せなくなります。しかし、初心者の方には刺激が強いので、控えめなアイラ入門としてアイラの女王といわれるボウモア12年はいかがでしょうか？

ボウモアのセクシーなところは、熟成を重ねれば重ねるほどパッションフルーツ寄りのフルーティーな香りになっていくところです。この12年はアイラらしい正露丸のようなピートは微かな序盤で、ミックスフルーツの香りがします。口に入れたときのアロマなモルトの甘みはまるでキャンディーです♪

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ウイスキーは知れば知るほど好きになります