ライター : 渡辺 りほ

管理栄養士

学校給食センターにて、管理栄養士として献立作成や食に関する指導に従事した経験から、子どもたちだけでなく幅広い世代への「食育」に興味を持つ。現在は在宅WEBライターとして、栄養学…もっとみる

監修者 : 竹内 弘久

杏林大学医学部付属病院 外科医

<学歴>2015年4月 杏林大学大学院医学研究科 卒業(外科系外科学 専攻) 2015年9月 医学研究科博士号学位 取得 <医師国家試験及び医籍> 1997年4月11日 第91回 医師国家試験 合格 …もっとみる

氷を食べたくなると危険?「氷食症」とは

氷食症とは、氷や凍らせたものを食べずにはいられない……という症状を指します。髪や金属など、食べ物でないものを食べるという「異食症」のひとつです。

氷食症の定義ははっきりとしていないものの、毎日のように大量の氷を食べるという状況が2か月以上続くという特徴があります。氷をガリガリと食べることによって歯がかけたり、お腹の調子が悪くなったりするおそれも。氷食症はとくに思春期の女性や妊婦、授乳婦に多く見られる症状です。(※1,2)

あなたは大丈夫? 氷食症チェック

1. 一日に大量(製氷皿ひと皿以上)の氷を食べる。
2. 2か月間にわたり、毎日大量の氷を食べ続けている。
3. 暑さを感じていなくても、氷を食べたくなる。
4. 冷たい氷を食べ続け、下痢になっている。
5. 硬い氷を噛み続け、歯に痛みを感じている。

12のように、大量に氷を食べる習慣がある方は、氷食症を疑ってみたほうがいいかもしれません。(※1,2)

氷食症の原因

鉄欠乏性貧血

なぜ氷食症になるのかはハッキリと解明されていませんが、原因のひとつが鉄欠乏性貧血(鉄不足による貧血)です。鉄不足により自律神経が乱れると、体温調節機能が異常をきたす場合があります。その際に「口の中が熱い」と感じて、氷を食べたくなることがあると考えられています。

また、舌にある味を感じる器官の「味蕾(みらい)」が変化して、氷食症が引き起こされるという説もあります。(※1,2)

強い精神的ストレス

鉄欠乏性貧血が原因でない場合は、心理的なストレスによって氷食症が引き起こされているおそれが。ストレスを感じると、何度も同じ行動を繰り返さずにはいられないという「強迫性障害」の発症により、氷を食べ続けることがあります。

また、氷食症に加えて、拒食・過食といった行動が同時に見られる場合もあるようです。(※1,3)

氷食症を放っておくとどうなる?

※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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