長時間水にさらすのはおすすめできない

水にさらす時間が長いほど、しっかりと辛味が抜けます。しかし、ひと晩水にさらしたり、水にさらしたまま保存したりすると、玉ねぎの風味が損なわれてしまいます。水にさらす時間は10〜15分ほどにして、時間が長くならないようにしましょう!

水にさらした玉ねぎをすぐに使わない場合は、水気を切ってから保存してくださいね。

水にさらさない方法も。玉ねぎの辛味抜き

空気にさらす

Photo by 上原 花菜

アリシンは揮発性があるため、空気にさらすことで辛味が和らぎます。スライスした玉ねぎを重ならないよう皿に広げ、15分〜1時間ほどおきましょう。なるべく薄く切って、空気にふれる面を多くすると辛味が抜けやすくなりますよ。

少し時間がかかりますが、とても簡単で、食感が変わらないのがうれしいですね。ほかの方法に比べると辛味が残るものの、その分栄養素も逃さず摂ることができますよ。

塩揉み

Photo by 上原 花菜

玉ねぎ1/2個に対して、小さじ1/2杯ほどの塩を加え、しっかりと揉んで2〜3分おきます。そのあと、水にさらして塩を洗い流します。しんなりしますが、氷水にさらすとシャキッと感が戻ります。少し塩味が残りますが、料理に使えば気になりませんよ。

砂糖揉み

Photo by 上原 花菜

玉ねぎ1/2個に対して、小さじ1杯ほどの砂糖を加えて揉み込みます。2〜3分ほどおき、水にさらし、ぬめりを取ります。砂糖の甘みはほとんど気になりませんが、食感が変わってしまうため、シャキシャキ感を楽しみたい料理には不向きです。

電子レンジで加熱

Photo by 上原 花菜

玉ねぎを耐熱皿に広げ、電子レンジ600Wで30秒〜1分加熱。流水でさらして、しっかり水気を切ります。完全に火が通ってしまうと、味も食感も変わってしまうため、加熱時間には注意してくださいね。

少ししんなりしてしまうのが難点ですが、辛味はしっかりと抜けるので、お子さんや辛味が苦手な方にはおすすめです。

熱湯にくぐらせる

Photo by 上原 花菜

玉ねぎをざるに入れ、熱湯を回しかけ、すぐに冷水にさらします。時間がかからず、しっかりと辛味が抜けますが、食感は落ちてしまいます。少しでも食感をキープしたい場合は、すぐに氷水に入れて冷やしてくださいね。

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