ライター : Raico

製菓衛生師 / フードコーディネーター / フードライター

マシュマロフォンダントとは?

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マシュマロフォンダントとは、マシュマロと粉砂糖と水だけで作れるデコレーションのことです。材料から分かるとおり、食べることもできます。食用色素を加えれば、色も自由自在♪ 簡単に華やかさがプラスできるので、パーティーやプレゼントにぴったりなんです。

向いているお菓子

マシュマロフォンダントはカップケーキのデコレーションとして使うのが定番の使い方。味はとても甘いので、カップケーキを甘さ控えめにするとバランスが良くなります。そのほか、クッキーやマフィンなど焼き菓子とも相性が良いです。

グッとかわいく!マシュマロフォンダントの作り方

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調理時間 60
カップケーキやクッキーなどのデコレーションに使える、2種類のマシュマロフォンダントです。お菓子の表面に飾り付けすると、見映えがグーンとアップ。マシュマロと粉砂糖、好きな食用色素があれば、少量からでも作れます。空気に触れると乾燥しやすいので、ラップに包んでおいて必要な分だけ取り分けて使いましょう。

材料(リボン形とバラ形各4個分)

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下準備

・少量の食用色素に水(小さじ1/3杯、分量外)を加え、つまようじやスプーンで混ぜておく ・ゴム手袋、霧吹き、竹串、ラップ、スケッパーやカード(あれば)を用意する

作り方

1.マシュマロフォンダントの生地を作る

ボウルに入った加熱したマシュマロと水を、ゴムベラで混ぜる様子

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耐熱ボウルにマシュマロと水を入れて、軽く混ぜ合わせます。ラップをせずに電子レンジ600Wで20~30秒加熱し、ゴムベラで混ぜてマシュマロを完全に溶かします。溶けない場合は10秒ずつ追加して加熱し、しっかりと溶かしてください。
ボウルに入ったマシュマロフォンダントの生地

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粉砂糖を加えてゴムベラで混ぜたら、手でよくこねます。生地がベタベタする場合は粉砂糖を加え、硬い場合は霧吹きをかけて、耳たぶほどの硬さになるよう調整します。
ボウルに入った、薄い青色に着色したマシュマロフォンダントの生地

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食用色素を溶かした水を少しずつ加えて、生地になじませます。徐々に色が出てくるので、最初から色を付けすぎないようにしましょう。
マシュマロフォンダントの生地を2つに分け、ひとつをラップに包む様子

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生地を半分に分け、ひとつは乾燥しないようにラップに包んでおきます。

2.リボンを作る

マシュマロフォンダントの生地をめん棒でのばす様子

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打ち粉をした台の上に半分の生地をのせ、10×12~13cm程度の大きさにめん棒でのばします。
マシュマロフォンダントの生地を切る様子

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端を切り落とし、2.5cm幅を4本、1~1.5cm幅を2本切ります。細い方の生地は、さらに半分の長さに切ります。
細長いマシュマロフォンダントの生地の端を付けて、リング状にする様子

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太い方の生地の端に水(分量外)を付け、両端をくっつけてリング状にします。
リング状にしたマシュマロフォンダントの生地の中心部分を、指ではさむ様子

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つなぎ目を中心に置いて下の生地と付け、中心部分を上下から指ではさみます。
マシュマロフォンダントの生地に、竹串でひだを作る様子

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裏返して、つまようじや竹串でひだを作ります。
マシュマロフォンダントの短い生地を、中心部分に巻く様子

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短い生地に水を塗り、中心にくるっと巻いてリボンの形を整えます。同様にあと4個作ります。残った生地でリボンのたれの部分を作ってもよいでしょう。

3.バラを作る

マシュマロフォンダントの生地を4等分する様子

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打ち粉をした台の上に残り半分の生地をのせて、さらに4等分します。ひとつを除いて、3つはラップに包んでおきます。
花びらのような形にのばした、9等分した生地

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ひとつの生地を細長く伸ばして8~9個に分け、花びらのような形に丸めてのばします。
花びら形のマシュマロフォンダントの生地を、ずらしながら重ねる様子

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ひとつをくるっと巻いて芯にし、まわりに1枚ずつ少しずらしながら生地を重ねて、バラの形に整えます。くっつきにくいときは、少量水を付けましょう。残りも同様に4個作ったらできあがりです。

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