ライター : とも花

料理家 / レシピライター

今が旬。スーパーで「バターナッツかぼちゃ」を見かけたら?

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秋から冬にかけて旬を迎える「バターナッツ・スクワッシュ」、通称 “バターナッツかぼちゃ”。スーパーで見かけると、その独特な形や色合いに思わず手が止まる方も多いかもしれません。

近年注目されているバターナッツかぼちゃは、一般的なホクホクの西洋かぼちゃとは異なり、水分が多くねっとりとした食感が特徴です。名前の通り、バターのようなコクとナッツのような風味を持ち、加熱すると甘みが一層引き立ちます。

皮はピーラーで簡単に剥けて、種取りの手間も少ない!

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皮は比較的薄くピーラーで簡単に剥けます。果肉は鮮やかなオレンジ色。種は下部の膨らんだ部分に集中しているため種取りの手間も少なく、可食部が多いのも魅力です。

スープにすれば極上になめらか、ローストすれば外はカリッと中はねっとり。生でも食べることができ、薄切りにすれば柿やメロンのようなユニークな食感が楽しめます。

濃厚クリーミー。バターナッツかぼちゃのポタージュレシピ

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調理時間 30
バターナッツかぼちゃを調理するなら、まずは定番のポタージュを。

鮮やかなオレンジ色の見た目に食欲をそそられる、リッチな味わいの温かなスープです。

ねっとりとした果肉とナッツのようなコクが特徴のバターナッツかぼちゃを使うことで、玉ねぎを炒める手間なく、ただ煮込むだけで本格的な深い味わいに仕上がりますよ。

料理家

とも花

息子ふたりと夫と私の4人家族。手間をかけるところと省けるところのメリハリをつけ、作って楽しく身近な人に「おいしい!」と喜んでもらえるようなレシピを考案しています。

材料(4人分)

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※上記かぼちゃの部分は、バターナッツかぼちゃを用意してください

料理家

とも花

牛乳と生クリーム、塩、コンソメの分量は、お好みの濃度や味わいに合わせて調整してください。

沸騰させると生クリームが分離して風味を損なうことがあるため、弱火で様子を見ましょう。

作り方

1.バターナッツかぼちゃを蒸し煮にする

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バターナッツかぼちゃは、ピーラーで皮を剥いて種とワタを取り除き、3cm角に切ります。

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鍋にかぼちゃと水を入れて火にかけます。

水の量はかぼちゃが「ひたひた」になるか、少し顔を出す程度(150cc前後)が目安。煮立ってきたら弱火にし、蓋をして蒸し煮にします。

2.ブレンダーで攪拌する

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かぼちゃがやわらかく煮えたら火を止め、ハンドブレンダーでなめらかな状態になるまで攪拌します。ミキサーやフードプロセッサーを使ってもOKです。

水分が少なく攪拌しにくい場合は、ここで牛乳を少し加えても構いません。

3.牛乳と生クリームを加えて調味する

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牛乳と生クリームを少しずつ加えてのばします。塩とコンソメを加えて調味し、沸騰させないよう弱火で温めます。

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器に注ぎ、生クリーム、刻んだパセリ、シナモンパウダーを振れば完成です。

バターのようなコクとナッツの風味を楽しむ

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完成したバターナッツかぼちゃのポタージュは、バターのようなコクとナッツの風味が引き出されたひと品。シンプルな作り方で素材の持ち味を存分に堪能できます。忙しいけれど本格的な味わいを楽しみたいとき、このレシピを試してみてください。
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大満足のおいしさ。 定番料理にしたい。
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