芋の大きさ・種類(里芋の品種)による剥きやすさの違いも

同じ畑で穫れた里芋でも大きさはさまざま。ゆでる・レンジ・蒸すの剥き方を試した際、小さすぎる里芋は火の通りが早く、皮を剥こうと指で押したときに潰れてしまうことがありました。小さなものは早めに取り出すと、加熱しすぎを防げるでしょう。

一方大きな里芋は火の通りが悪く、剥きにくかった印象です。長めに加熱するか、半分にカットするなどして工夫してみてください。

また、里芋の品種によっても剥きやすさが変わるようです。一般的によく食べられている「石川早生」はやわらかくて剥きやすく、直接剥きたいときにぴったりです。「土垂」は煮崩れしやすいので、加熱してから剥くのが剥いています。

皮が残る・剥けないのはなぜ?失敗したときは…

Photo by あき

本記事で4通りの剥き方を試してみた結果、皮が残った里芋が何個かありました。原因として考えられるのは加熱時間です。竹串が抵抗なく入るぐらいまでやわらかくならないと、うまく剥がれないことがあります。

また加熱してから皮を剥くまでの時間も重要。ゆでる・蒸すは冷ましてから剥くのがおすすめですが、レンジの場合はアツアツのほうが剥きやすいです。

もしつるんと剥けなくても、残った皮を包丁で剥けば大丈夫なのでご安心ください。

食感がべちゃっとなる原因と予防法

里芋の食感がべちゃっとする原因は、加熱のしすぎが考えられます。前述したように加熱時間は里芋の大きさによって変わるので、様子を見ながら適宜調節しましょう。

ご紹介したように、里芋はコツを押さえればストレスなくきれいに皮を剥くことができます。4通りの方法のなかで、好みに合うものを見つけてみてくださいね。
【参考文献】
(2025/10/01参照)
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。
※電子レンジはお使いの機種によって加熱時間が異なります。様子を見ながら加熱時間を調整してください。

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