ライター : Uli

フードコーディネーター/パンシェルジュ/薬膳アドバイザー/レシピライター

バターなし。パンのレシピ

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調理時間 180
バターなしで作るシンプルな丸パンレシピです。バターの代わりにオリーブオイルを使い、もっちり弾力のあるやわらかい食感に焼き上げます。バターの風味がないため、小麦粉の香ばしい旨味をダイレクトに感じられるのが特徴です。プレーンな生地はクセがなく、甘いトッピングや塩気のある具材など、幅広い食材と合わせやすいですよ。

材料(6個分)

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バターなくてもしっとりふわふわに仕上げるコツ

  1. バターの代わりにオリーブオイルを入れると、さっくり歯切れの良いソフトな食感に仕上がる
  2. 生地の伸びが良くなるまでこね、もっちり弾力のある生地を仕込む
  3. 成形前に生地を休ませる工程(ベンチタイム)をとることで、オーブンに入れたときにしっかり膨らむ生地になる

作り方

1.材料を混ぜる

生地の材料をスプーンで混ぜる様子

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強力粉、砂糖、塩、ドライイーストをボウルに入れてスプーンで混ぜ、水とオリーブオイルを入れて粉っぽさがなくなるまで混ぜます。

※室温が低い冬場は30~40℃のぬるま湯を使うと発酵しやすいです。材料を混ぜるときは手にくっつきやすいため、スプーンやヘラ、しゃもじで作業するのがおすすめです。

2.室温で置く

混ぜた生地をボウルに入れて休ませる様子

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粉っぽさがなくなったらラップをして20分ほど室温で置きます。オリーブオイル入りの水分の多い生地はべたつくため、こねる前に休ませることで水分がなじんでこねやすくなります。時間がない場合は省略可能です。

3.こねる

作業台で生地をこねる様子

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生地を作業台に移します。作業台に生地を押し伸ばすように10分ほどこねます。
手で生地を引っ張って伸ばす様子

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生地の端をゆっくり引っ張ってみて、指が透けて見えるくらい伸びればこね完了です。生地がすぐにちぎれる場合はさらに5分ほどこねてください。

4.生地をまとめて一次発酵させる

生地の表面が張るように丸める様子

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生地表面にかるく打ち粉(分量外)をふり、表面が張るように丸めます。生地の側面をカードで支えるように添え、手前に引くと表面が張ります。
生地をボウルに入れて発酵させる様子

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ボウルに入れてラップをかけ、室温で2倍以上に膨らむまで置きます。20~25℃の室温で70~80分、30~35℃で40~60分が目安です。※発酵後、中心に打ち粉(分量外)をはたいた指を差してみて、穴が小さく戻らず開いたままになれば発酵完了です。

5.分割して丸める

生地を6等分にして丸めた様子

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手に打ち粉(分量外)をはたいて膨らんだ生地を押して空気を抜き、6分割して簡単に丸めます。

6.室温で置く(ベンチタイム)

生地に濡れ布巾をかけて休ませる様子

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濡れ布巾をかけて室温で20分ほど置きます。成形前に休ませることで、生地が扱いやすくなるだけなく、膨らみやすくなります。

7.丸めなおす

丸めた生地をのせた作業台

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手に打ち粉(分量外)をはたいて生地を押して空気を抜き、丸めなおします。

※表面が張るように4~5回折りたたむように丸め、とじ目を指先でつまんでとじます。

8.最終発酵をとってオーブンを予熱する

生地をオーブン内で発酵させる様子

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生地をクッキングシートに並べ、濡れ布巾をかけてひとまわり大きく膨らむまで置きます。オーブンに発酵機能があれば35℃で30~40分を目安に発酵させてください。

※天板ごとゆっくり揺らし、生地がふるふる揺れるくらい膨らめば発酵完了です。もしくは、打ち粉(分量外)をはたいた指でそっと表面を押し、跡が少しつくやわらかさを目安にします。
オーブンを180に予熱する様子

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オーブンを180℃に予熱します。

9.オーブンで焼く

オーブンで丸パンをこんがり焼く様子

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180~190℃に予熱したオーブンで約15分焼いて完成です。

よくある質問

オリーブオイルはほかの油でも代用できますか?

代用できます。サラダ油、米油、太白ごま油など、クセのない油がおすすめです。

強力粉ではなく薄力粉でも作れますか?

薄力粉では作れません。もっちりふんわり膨らむパンを作るには、たんぱく質を多く含む強力粉を使う必要があります。

ドライイーストではなくベーキングパウダーでも作れますか?

ベーキングパウダーでは作れません。ドライイーストは酵母がゆっくりガスを発生させてパンを膨らませますが、ベーキングパウダーは化学反応によって短時間でガスが発生します。生地を何度も休ませて旨味を引き出すパン作りには、ベーキングパウダーは適していません。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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大満足のおいしさ。 定番料理にしたい。
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