前の記事へ次の記事へ

ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

ごぼうの素揚げ

Photo by 稲吉永恵

調理時間 10分

ごぼうは素揚げにすると、ごぼうそのものの香りや味わいを楽しめるのが大きな魅力。そのままおつまみとして食べるのはもちろん、サラダやうどんのトッピングにしたり味変を楽しんだりでき使い道もさまざまです。ごぼうの唐揚げも絶品ですが、素揚げの場合は衣を付けることが不要ですぐに揚がるので覚えておくと重宝しますよ。

材料（2〜3人分）

Photo by 稲吉永恵

ごぼう 1本
塩適量

コツ・ポイント

皮に旨味があるので、たわしで軽く洗う程度でOK
厚切りは170℃で5〜7分じっくり、薄切りは160℃で2〜3分、焦げに注意しながら短時間で揚げる
変色とえぐみ防止のため、短時間水にさらすのがおすすめ

作り方

1.ごぼうを洗う

Photo by 稲吉永恵

ごぼうは皮の部分に香りや旨味があるため、皮をむかずにたわしで土や汚れ洗います。

2.ごぼうを斜め切りにし水にさらす

Photo by 稲吉永恵

ごぼうは2〜3mm程度の斜め切りにします。

Photo by 稲吉永恵

切った先から水にさらし1分ほどあく抜きをします。

Photo by 稲吉永恵

キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取ります。

3.ごぼうをピーラーでスライスし水にさらす

Photo by 稲吉永恵

ごぼうをピーラーでスライスします。

Photo by 稲吉永恵

切った先から水にさらし1分ほどあく抜きをします。

Photo by 稲吉永恵

キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取ります。

4.ごぼうを厚めのささがきにし水にさらす

Photo by 稲吉永恵

ごぼうを厚めのささがきにします。ボウルに水をはり、その上でささがきにするとよいです。

Photo by 稲吉永恵

1分ほどそのままあく抜きをします。

Photo by 稲吉永恵

キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取ります。

5.ごぼうを揚げる

Photo by 稲吉永恵

フライパンにサラダ油（分量外）を入れ中弱火にかけます。サラダ油の量は鍋の底から2cmほどの高さが目安です。揚げ油が170℃になったら斜め切りのごぼうを揚げます。

※油に菜箸を入れ、泡がまっすぐに上がってくると170℃程度です。

Photo by 稲吉永恵

斜め切りにしたごぼうは、6〜7分程度ゆっくり揚げます。揚げはじめは泡がたくさん出ます。

Photo by 稲吉永恵

出る泡が少なくなり、きつね色になり表面が硬くなったら軽く振って油を落として取り出します。

Photo by 稲吉永恵

同様にピーラーでスライスしたごぼうは160度で2〜3分揚げます。薄くスライスしたごぼうは焦げやすいので、油の温度が高くならないように気をつけます。

Photo by 稲吉永恵

硬くなりきつね色になったらすぐに油から取り出します。ゆっくりしているとどんどん色がつき、苦くなるので素早くおこないます。

Photo by 稲吉永恵

同様に厚めにささがきにしたごぼうも揚げます。厚めのささがきの場合、揚げ油の温度は170度が目安です。揚げはじめは泡がたくさん出ますが、そのままじっくり5〜6分揚げます。

Photo by 稲吉永恵

出る泡が少なくなり、きつね色になり表面が硬くなったら軽く振って油を落として取り出します。

6.油を切り塩を振る

Photo by 稲吉永恵

キッチンペーパーをしいた揚げ物バットにあげて、油を切ります。

Photo by 稲吉永恵

塩を振って完成です。ピーラーでスライスしたごぼう、ささがきしたごぼうも同様にします。

ごぼうの切り方による仕上がりの違い

Photo by 稲吉永恵

回ごぼうの素揚げを切り方を変えて3種類作りました。おつまみとしてそのままいただくなら、斜め切りがおすすめです。カリカリとして食べごたえがあり、ごぼうの風味や旨味を存分に楽しめます。

サラダにのせてトッピングとして楽しむならピーラーで切ったものがよいです。儚くサクサクっと消えてなくなるような味わいで、葉物野菜ともマッチしますよ。

厚めのささがきにしたごぼうは、しっかり食べごたえもありごぼう本来のコリコリッとした食感も楽しめます。そのまま楽しむだけでなく、うどんのトッピングにしたりみそ汁に入れたりするとコクが出ておいしいですよ。