栄養情報(1人あたり)
じゃがいものそぼろ煮をおいしく作るポイント!
- じゃがいもは水にさらしすぎない
水に長時間さらすとホクホク感が減ってしまいます。さっとくぐらせる程度に留めて、でんぷんをほどよく残すのがポイントです。 - そぼろは“酒と混ぜてから”火にかける
先に酒と混ぜてから加熱することで、調味料が均一にいきわたり、ダマにならずきれいなそぼろになります。焦らず弱火でじっくり火を通して。
- みりん・砂糖は先に入れる
しょうゆや塩よりも浸透しにくい調味料なので、先に入れてしっかり味を染み込ませてください、 - 片栗粉を加えた後はやさしく混ぜる
じゃがいもが煮崩れやすくなるので、とろみづけは中火で手早く・やさしく行いましょう。強く混ぜすぎると形が崩れます。
下ごしらえ
じゃがいもの選び方
じゃがいもはホクホクに仕上がる男爵と、煮崩れしにくいメークインがあります。今回は男爵いもを使用します。
新じゃがが出回る時期は、新じゃがを皮付きのまま使用するのもおすすめです。
作り方
1
洗ったじゃがいもの皮をむき、芽を取り除いたら7cm角の2~3等分にします。
※新じゃがいもを使用する場合は、皮をタワシなどで丁寧に洗ってから7cm角の2~3等分にします。小芋の場合は洗ってからそのまま使用しても大丈夫です。
2
水にさっとくぐらせる程度水にさらして水気を切ります。
※ホクホクした食感を活かしたいので、水にさらすのは短時間がポイントです。
3
鍋に鶏ひき肉と酒を入れて混ぜ合わせてから弱火にかけ、そぼろ状になるまで炒めます。
※先に酒と混ぜ合わせてから弱火でじっくり炒めることで、調味料が行き渡り、きれいなそぼろ状に仕上がります。
4
じゃがいも・水を入れて、ひと煮立ちしたらアクを取り除きます。
5
みりん・砂糖を加え、落とし蓋をして弱中火で10分煮ます。
※みりん・砂糖は、塩・しょうゆよりも浸透しずらいため、先に入れて煮込んでください。
6
じゃがいもに竹串を刺し、スッと通ったら薄口しょうゆ・塩を加えて、再度落とし蓋をしたら5分煮込みます。
※濃口しょうゆを使用する場合は、しょうゆ大さじ1と1/2杯に塩をふたつまみほど加えてください。
7
一度火を弱め、水溶き片栗粉を加えたら中火にし、底からやさしく混ぜながらとろみをつけます。
※じゃがいもが崩れやすいため、鍋ごとゆすって底からやさしく混ぜてください。
8
器に盛って完成です。
よくある質問
A. 粗熱が取れたら、清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保存します。保存期間は冷蔵2~3日を目安にお早めにお召し上がりください。また、環境によって保存期間に差が出る場合があります。匂いや味、色、食感が少しでもおかしいと感じたら食べるのをやめてください。
A. 薄口しょうゆの代わりに濃口しょうゆを使う場合は、量を少し控えめ(大さじ1と1/2程度)にし、塩をふたつまみ程度いれて調整してください。
A. 新じゃがは皮が薄くてやわらかいため、皮付きのまま調理するのもおすすめです。ただし、気になる方は軽くこすって薄くむいてもOKです。