ライター : 両角舞

macaroniクリエイターズ/料理家、フードコーディネーター

旨みたっぷり!大根のそぼろ煮のレシピ

調理時間 40
料理家、フードコーディネーターの両角舞です。インスタグラムで料理がもっと好きになる【手をかけレシピ】を紹介しています。手をかけるポイントを知ることで日々の料理を楽しい時間に変えて、料理上手になりませんか?

冬に旬を迎える大根。やわらかく甘くなるこの時期の大根を使ったほっこりおいしい煮物です。厚切りにしてだし汁と豚肉と生姜の旨みをじんわりとしみ込ませた大根は絶品。冷えた体がお腹の中からぽかぽか温まりますよ。
少ない材料で作れるのでお手軽、野菜が主役のヘルシーな主菜です。

材料(2人分)

手をかけポイント

  1. 大根の皮の近くは繊維が多く、煮込んでも筋っぽく残りやすいです。断面に繊維の模様がある部分を取り除くように厚めにむくのがポイントです。
  2. 面取りをすると、煮崩れ防止のほかに表面積が増えることで速く味がしみる効果があります。時間がある時はひと手間かけてみるのもおすすめです、

作り方

1.野菜を切る

まな板に切った大根と生姜がのっている

Photo by 両角舞

大根は2cm厚さの輪切りにし、皮を厚めにむく。しょうがはせん切りにする。
大根の皮をむいている

Photo by 両角舞

大根の皮の近くは繊維が多いため、模様の見える部分は思い切って厚めにむくのがポイント。むいた皮はきんぴらや浅漬けにするとおいしく食べられます。

2.大根を下ゆでする

大根をゆでている

Photo by 両角舞

鍋に大根とかぶるくらいの水を入れ、火にかける。沸騰したら弱めの中火にして20分ほど下ゆでする。

3.しょうがとひき肉を炒める

鍋で生姜とひき肉を炒めている

Photo by 両角舞

鍋にサラダ油を熱し、しょうがをサッと炒める。豚ひき肉を加えてそぼろ状に炒める。

4.大根と調味料を加えて煮込む

大根とひき肉を煮ている

Photo by 両角舞

下ゆでした大根と調味料を加えて、煮たったらアクを取り10分ほど煮る。

5.とろみをつけて仕上げる

鍋に水溶き片栗粉を加えている

Photo by 両角舞

大根がやわらかくなったら火を止め、水溶き片栗粉を加えて混ぜる。再度火にかけて混ぜながら1分ほど加熱し、とろみがついたら器に盛る。刻んだ青ねぎを散らす。
大根とひき肉の煮物を混ぜている

Photo by 両角舞

片栗粉は65度以上で1分ほど加熱することでとろみが安定し、粉っぽい食感がなくなります。
混ぜにくい場合は大根を取り出し、あんだけを混ぜても良いです。

保存は冷蔵庫で2〜3日を目安に

煮物なので日もちしますが、食材から水分が出るのであんのとろみは弱くなりやすいです。再加熱する際に水溶き片栗粉を適宜足すと良いです。
豚ひき肉の代わりに鶏ひき肉でもおいしく作れますよ。
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