ライター : とも花

料理家 / レシピライター

ポテトサラダで作る。サラダ寒天

調理時間 25
「まるでおやつのように食べられる」というサラダ寒天。“なんでも寒天で固めてしまう” という秋田の食文化のなかでもひと際、人気の逸品です。

「マヨネーズベースのサラダが甘い味の寒天になる」という驚きのレシピに興味をひかれた筆者。大好きな「ポテトサラダ」を使って、自分好みのアレンジサラダ寒天を作ることにしましたよ。

材料(4人分)

Photo by とも花

コツ・ポイント

  1. 寒天は常温で固まるため、寒天液・ポテトサラダ双方が冷えていると、うまくなじまず固まらない原因になります。寒天液の粗熱が取れたら、ポテトサラダが温かいうちに混ぜるようにしてください。

作り方

1.じゃがいもを加熱して潰す

Photo by とも花

じゃがいもの皮をむいて2~3cm角に切ります。耐熱容器に入れてふんわりとラップをかけ、電子レンジ600Wで3分加熱します。一度全体をざっとかき混ぜて再度レンジで2分加熱し、やわらかくなったら熱いうちに潰します。

2.にんじんを加熱する

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にんじんは皮をむいて薄いいちょう切りにします。耐熱容器に入れてふんわりとラップをかけ、電子レンジ600Wで30秒加熱します。

3.そのほかの具材を切る

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きゅうりは薄い輪切りにして塩で揉み、水気を切ります。ゆで卵は粗みじん切りにします。カニカマは長さを半分に切り、手で細かく裂きます。

4.寒天液を作る

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水と粉寒天を鍋に入れてよくかき混ぜてから中火にかけます。透明になり煮立ってきたら火を弱めて2分ほどさらに煮ます。火を止めて砂糖を加えて溶かします。

5.ポテトサラダを作り、寒天液を混ぜる

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ポテトサラダの材料をすべて混ぜ合わせます。
粗熱が取れた寒天液を加えてよく混ぜ合わせます。

6.冷やし固める

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型に流し入れて冷蔵庫で冷やし固めれば完成です。

ほんのり甘くてやさしい味

Photo by とも花

しっかり固まったサラダ寒天をカットして、さっそくいただいてみました。

口に入れるとホロっと崩れて、これまで食べたことのない不思議な感覚。ほんのり甘くてやさしい味に思わず頬がゆるみます。これは確かにおやつにぴったり。

はじめはおそるおそる口にする感じだったのが、気付くとパクパク食べ進めていました。「“クセになる味”とはこのこと!」と妙に納得した筆者なのでした。

彩りがよくおもてなしにもおすすめ

Photo by とも花

秋田の郷土料理「サラダ寒天」は、切り口の美しさも魅力のひとつ。大きく切り出してテリーヌのように、ひと口大にカットすれば片手で食べられるワンハンドメニューにも。彩りがよく華やかな見た目はおもてなしのテーブルにもおすすめですよ。

どんな食べ心地なのか気になる方は、ぜひ一度作ってその味わいを体験してみてください。
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