ライター : 渡辺 りほ

管理栄養士

学校給食センターにて、管理栄養士として献立作成や食に関する指導に従事した経験から、子どもたちだけでなく幅広い世代への「食育」に興味を持つ。現在は在宅WEBライターとして、栄養学…もっとみる

つらい二日酔い…そもそもの原因とは

お酒を飲むと、アルコール(エタノール)が肝臓でアセトアルデヒドという物質に分解されます。この物質が、二日酔いの症状を引き起こす原因です。

アセトアルデヒドの分解スピードが遅い体質の人や、分解できる量を超えてアルコールを摂取した場合、二日酔いにつながるおそれが。飲酒の際には適量を心がけ、飲み過ぎないように注意しましょう。(※1,2)

アルコール分解を促進する栄養成分

アルコールの代謝にはビタミンB群が関わっています。アルコールをアセトアルデヒドに変えたり、最終的にエネルギーにしたりする過程でビタミンB1が必要です。

また、ナイアシンはアルコール代謝の補酵素の主な成分です。不足すると代謝が滞り、アセトアルデヒドが体内に残りやすくなるおそれが。

ほかにも、ビタミンCはアセトアルデヒドの分解を助ける作用があります。また、タウリンは肝臓のはたらきを活発にし、解毒作用を高めてくれますよ。(※2,3,4,5)

【朝ごはん】コンビニで。二日酔いを緩和する食べ物

玄米のおにぎり

二日酔いが気になるときには、白米のものではなく、玄米のおにぎりを選びましょう。玄米には、白米よりもビタミンB1が多く含まれているというメリットがあります。

また、具材はナイアシンが豊富なたらこがおすすめ。ビタミンB1とナイアシンは、いずれもアルコールの代謝をサポートしてくれる栄養素ですよ。(※3,4,6)

全粒粉入りのパン

全粒粉パンは、アルコール代謝に必要なビタミンB1が食パンより豊富です。全粒粉入りの食パンやロールパンのほか、サンドイッチやトルティーヤなどもコンビニで販売されています。

ビタミンCが豊富な野菜を同時に摂れるものを選ぶのがおすすめです。ビタミンCは、二日酔いの原因であるアセトアルデヒドの代謝をサポートしてくれますよ。(※2,4,6)

貝の味噌汁

お湯を注いで作るインスタントの味噌汁は、二日酔いで食欲がない朝にぴったり。しじみやあさりなどの貝類には、肝臓の解毒機能を高めるタウリンが豊富に含まれています。

また、味噌汁を飲むことで水分補給に役立ちます。水分が不足すると、アセトアルデヒドの排出が滞るおそれがありますよ。(※5,7)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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