もやしが腐る原因と正しい保存方法

もやしを含む野菜類が腐る原因のひとつは、保存方法が不適切であることです。温度や湿度が不適切だと腐敗しやすく、また傷がついていると菌が入り込んで腐敗を引き起こします。

できる限り長く新鮮に保つために、もやしの正しい保存方法を知っておきましょう。(※3)

もやしの正しい保存方法

  1. 袋に穴をあけてチルドルームで保存する
  2. 水につけて保存する
  3. 長期間保存したいときは冷凍する
もやしの鮮度を保つためには、温度管理が重要です。5℃以下の低い温度で保存できるよう、野菜室よりも温度の低いチルドルームを活用しましょう。袋のまま保存する場合は、袋に穴をあけると少し長持ちします。

より長持ちさせたい場合は、もやしを容器に移して水に浸けて保存します。毎日水を交換すれば1週間ほど保存が可能です。ただし水溶性の栄養成分は流れ出てしまうので、すぐに使わないときには冷凍保存をおすすめします。(※4,5)

【Q&A】腐ったもやしは加熱すれば食べてよい?

A:腐ったもやしは加熱したとしても食べるのはやめましょう。

特にカビが生えてしまっている場合は注意が必要です。カビ毒は加熱調理では除去できず、食べてすぐ出る症状だけでなく、長期にわたって連続して食べ続けると健康への悪影響も懸念されます。(※6,7)

【Q&A】消費期限切れのもやしは食べられる?

A:消費期限切れのもやしは食べないようにしましょう。

消費期限とは「この年月日まで、安全に食べられる期限」のことです。期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではない「賞味期限」とは異なり、消費期限は傷みやすい食品に記載されています。過ぎた場合は食べるのをおすすめできません。(※8)

【Q&A】ひげ根が変色したもやしは食べられる?

A:ひげ根の先だけが茶色い場合は、食べられる可能性が高いです。

もやしは鮮度が落ちるとひげ根が茶色く変色しますが、先だけが変色している場合は、変色部分を切り落として食べても問題ありません。一方異臭やぬめりが出ている場合は腐っているので、食べずに処分しましょう。(※1)

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