素材の味を活かしたい場合は乳脂肪分35%程度

フルーツやシフォンケーキなどの素材の味を活かしたい場合は乳脂肪分35%程度の生クリームがおすすめです。乳脂肪分が高過ぎず、軽い味わいであるため素材の味を邪魔しません。

フルーツケーキであれば、主役は生クリームではなくフルーツです。乳脂肪分が高い生クリームを選んでしまうと、生クリーム自体の味がしっかりとしているのでフルーツの味を活かせません。シフォンケーキも同様です。

しっかりとコクを与えたい場合は乳脂肪分40%以上

濃厚なコクがありしっかりとした味わいを与えたい場合は、乳脂肪分40%以上のクリームがおすすめです。濃厚なガトーショコラやクリーム煮などに乳脂肪分の高いクリームを使用すると、ミルクの濃厚なコクをスイーツや料理に与えることができます。

料理で加熱して使用する際には、植物性クリームよりも動物性クリームのほうがまろやかさやコクがあるためおすすめです。特に料理に取り入れることで、一気にワンランク上の味わいになるでしょう。

乳脂肪分別に生クリームを使い分けてワンランク上の料理を

生クリームといってもさまざまな乳脂肪分割合の生クリームが販売されています。「生クリームだからすべて一緒」ではなく、使用用途によって最適な乳脂肪分の生クリームを選ぶことで今よりもワンランク上の料理を目指せるでしょう。

どのタイミングでどの生クリームを使えば良いか迷うかもしれませんが、初めはレシピで指定されている生クリームを使ってみましょう。慣れてきたらそれぞれの特徴を踏まえたうえで、自分好みに生クリームを使い分けても良いかもしれませんね。
【参考文献】
(2024/09/12参照)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ