ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

わたは実は苦くない!?まるごとゴーヤ天ぷらはやみつきの味

Photo by 稲吉永恵

苦いと思われがちなゴーヤのわた。実は苦味はほとんどなく、むしろ甘みを感じられる部分なんです。ゴーヤは天ぷらにすればまるごとおいしく食べられます!香ばしく揚げ焼きにするので、手間もかからず手軽に作れますよ。

「ゴーヤをまるごと揚げるの?」と怪訝な顔をしていた家族も「ゴーヤのわたがふわふわで甘い!」と大満足。厚めのサクサク衣とジューシーなゴーヤのバランスが絶妙で、1本揚げてもすぐになくなります。我が家は塩とレモンで食べますが、天つゆともよく合いますよ。

ますますゴーヤが好きになる!まるごとゴーヤ天ぷらレシピ

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調理時間 10
ゴーヤのおいしさを存分に味わうなら、まるごと天ぷらにするのがイチオシです。あえてわたも種も外さず、豪快に輪切りにして揚げ焼きにしましょう!ポイントは焦がさないように注意しながらじっくり火を通すこと。わたはふわとろ種はカリッと香ばしくなり、手が止まらないおいしさです。

材料(作りやすい分量)

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コツ・ポイント

  1. ゴーヤは1cmほどの厚さにカットすると衣とのバランスがよい
  2. 衣はマヨネーズや片栗粉を入れてサクサクカリカリの食感にする
  3. ゴーヤに打ち粉をしてから衣を付けて、はがれないようにする
  4. 中弱火〜弱火でじっくり揚げ焼きにしてわたも種も火を通す

作り方

1.ゴーヤを切る

まな板の上におかれた輪切りにしたゴーヤ

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ゴーヤをよく洗って水気を拭き取り、1cm幅に切ります。

2.ゴーヤに打ち粉をする

ポリ袋に入った薄力粉と片栗粉を振る様子

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ポリ袋に薄力粉と片栗粉を入れて口を閉じ、振ってよく混ぜます。
ポリ袋に入った薄力粉と片栗粉にゴーヤを入れたもの

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1を入れて振り、打ち粉をすることで衣を付きやすくします。
バットに並べた打ち粉をしたゴーヤ

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カットしたゴーヤすべてに粉をまぶします。

3.衣を作る

マヨネーズが入ったボウルに冷水を入れる様子

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ボウルにマヨネーズと冷水を入れてよく混ぜます。
マヨネーズと冷水を混ぜたボウルに粉を入れる様子

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2で打ち粉をして残った粉をすべて入れます。
ボウルに入ったマヨネーズと冷水に粉を混ぜる様子

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菜箸で切り混ぜ、ダマが残る程度でやめます。

4.ゴーヤを揚げ焼きする

フライパンに入ったサラダ油に衣を落とす様子

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フライパンにサラダ油(分量外)を入れて中弱火にかけ、温まったらゴーヤを入れます。油の量は鍋の底から0.5cmほどの高さが目安です。
衣をくぐらせたゴーヤを揚げ焼きする様子

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ゴーヤにしっかり衣を付けて揚げ焼きにします。
フライパンでゴーヤを揚げ焼きする様子

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ゴーヤを入れたら中弱火〜弱火で火力を調節しながら、両面をじっくり揚げ焼きします。一度にたくさん入れないようにすると温度が一定に保てます。
揚げ焼きしたゴーヤをフライパンから取り出す様子

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5〜6分かけて揚げ焼きするとしっかり火が通り、わたはふわとろ、種はカリッと仕上がります。
揚げ焼きしたゴーヤの天ぷらを揚げ物バットに並べたもの

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焼き上がったら揚げ物バットにあげて油を切って完成です。塩を振り、レモンを搾っていただきます。

まるごとゴーヤ天ぷらはサクサクとろりとやみつきの味

ゴーヤのわたの部分は、実はとても食べやすいんです。特にまるごと天ぷらにすると、サクサクの衣とジューシーな実とわた、カリッと香ばしい種がたまらないおいしさ!食感が楽しく、ついつい手が伸びてしまいます。

ポイントは厚めの衣を付けること、じっくり揚げ焼きにすること。苦味が気にならなくなりスナック感覚で食べられますよ。お酒にもよく合うのでぜひ挑戦してみてくださいね。

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