目次
小見出しも全て表示
閉じる
キャベツの黒い点を避けるには
新鮮なキャベツを選ぶ
時期によって新鮮なものの見分け方は異なります。春キャベツとして売られているものは、芯の切り口が小さいこと、巻きがゆるいこと、葉が鮮やかな緑で全体にツヤとハリがあることが目安です。
一方冬キャベツは巻きがしっかり詰まっていること、持ったときに重さがあること、かたいことを確認します。時期に合わせて上手に選べるようになりましょう。(※8)
一方冬キャベツは巻きがしっかり詰まっていること、持ったときに重さがあること、かたいことを確認します。時期に合わせて上手に選べるようになりましょう。(※8)
適切な方法で保存する
キャベツは適切な方法で保存すると長持ちさせることができます。キャベツは中心から水分が抜けやすい野菜。包丁の刃先を使って芯をくりぬき、湿らせたキッチンぺーパーを詰めてからポリ袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。
また、外側の葉から順番に使うことでより長持ちさせられます。カットされているものは水分によって黒く変色する場合があるため、切り口をキッチンペーパーで覆い、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。(※9)
また、外側の葉から順番に使うことでより長持ちさせられます。カットされているものは水分によって黒く変色する場合があるため、切り口をキッチンペーパーで覆い、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。(※9)
早めに食べきる
キャベツを丸ごと買った場合、キッチンペーパーをこまめに取り換えれば2~3週間保存することができると言われています。一方カットされているものの保存期間の目安は1週間程度です。いずれも劣化する前に早めに食べきるようにしましょう。
もっと長持ちさせたい場合はせん切りやざく切り、くし形に切って冷凍保存もできますが、いずれも3~4週間以内に食べきるのがおすすめです。(※9)
もっと長持ちさせたい場合はせん切りやざく切り、くし形に切って冷凍保存もできますが、いずれも3~4週間以内に食べきるのがおすすめです。(※9)
キャベツの黒い点の原因でもあるポリフェノールとは
キャベツに含まれるポリフェノールの特徴
キャベツの黒い原因のひとつでもあるポリフェノールは、調理によって増減するという研究結果が出ています。ポリフェノールはキャベツを水にさらすだけで減少し、ゆでてしまうと大幅に減少がみられるようです。
逆に油で炒めると増加するため、ポリフェノールを効率よく摂取するには水にさらす、ゆでる、といった調理方法は避けるとよいでしょう。(※1,10)
逆に油で炒めると増加するため、ポリフェノールを効率よく摂取するには水にさらす、ゆでる、といった調理方法は避けるとよいでしょう。(※1,10)
キャベツに含まれるポリフェノールのはたらき
キャベツに含まれるポリフェノールには抗酸化作用があることが知られています。ほかにもキャベツのポリフェノールは白血球の数を増やす活性が強いのも特徴です。
また、キャベツにはポリフェノールと同じく抗酸化作用をもつシステインスルホキシドと呼ばれるファイトケミカルも含まれ、血行や血流の促進、抗菌作用、肝臓や消化管の解毒酵素を活性化する作用もあると言われています。(※11,12)
また、キャベツにはポリフェノールと同じく抗酸化作用をもつシステインスルホキシドと呼ばれるファイトケミカルも含まれ、血行や血流の促進、抗菌作用、肝臓や消化管の解毒酵素を活性化する作用もあると言われています。(※11,12)
キャベツの黒い点を上手に見分けて、おいしく摂り入れよう
キャベツに見られる黒い点は生理現象である場合とカビが原因となった病気の場合があります。まずは新鮮なキャベツを選ぶことからはじめ、適切な保存方法で長持ちさせれば、おいしく楽しむことが可能です。
またキャベツは上手に選び、キャベツに含まれるポリフェノールのうれしい作用も摂り入れましょう。
またキャベツは上手に選び、キャベツに含まれるポリフェノールのうれしい作用も摂り入れましょう。
【参考文献】
(2024/06/24参照)
- 1
- 2
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。